日本プロモーショナル・マーケティング協会(JPM)は12月11日、JPMアワード2025のうち「インストアマーケティング部門」と「プロモーションプランニング部門」の受賞結果を発表した。店頭施策のデザイン性・機能性を評価するインストアマーケティング部門、企画力を競うプロモーションプランニング部門ともに、今年度も多様な企業の取り組みが入賞した。
プロモーションプランニング部門 受賞結果
JPMアワード「プロモーションプランニング部門」は93企画のエントリーがあり、審査を経てグランプリにはマイナビ「座ってイイッス PROJECT」が選ばれた。レジ係が立ったまま仕事をすることが日本では当たり前だが、海外はそうではない。暗黙の習慣となっているレジの立ち仕事問題に対し、本企画はレジスタッフ専用のイスを開発・導入することでアプローチを図った。その結果、1年間で250社以上が導入し、導入企業のアルバイト応募数が急増したほか、レジの立ち仕事問題の社会的注目も生み出した。働く人の環境という社会課題の解決とクローズアップに成功した企画と高く評価された。そのほかの選出企画は以下の通り。
■グランプリ・経済産業省大臣官房 商務・サービス審議官賞
座ってイイッスPROJECT(マイナビ/TBWA\HAKUHODO、博報堂)