サントリー「伊右衛門」 BSよしもとでレイザーラモンRG起用の60分番組 30秒CMでは表現できないものとは

伊右衛門を片手に「余白」を楽しむ

サントリー食品インターナショナルがBSチャンネル「BSよしもと」で提供する60分番組「京都福寿園 伊右衛門 presents レイザーラモンRGのあるある60分一本勝負 in 京都」が12月14日に放送される。

番組は「余白」をテーマにしたバラエティ番組で、お笑い芸人の「レイザーラモンRG」がゲストと共に京都の名所を巡りながら「あるあるネタ」を披露する内容だ。通常のバラエティ番組であればカットされる場面をあえて残し、「余白」に満ちた構成にしている点が特徴だという。

「京都福寿園 伊右衛門 presents レイザーラモンRGのあるある60分一本勝負 in 京都」

「京都福寿園 伊右衛門 presents レイザーラモンRGのあるある60分一本勝負 in 京都」

京都を旅する中で自然に生まれる「余白」の時間を通じて、緑茶ブランド「伊右衛門」が掲げる「忙しい毎日に、余白を。」というメッセージを伝える構成になっている。

テレビCMではなく、60分のバラエティ番組として制作した背景には、SNSなど情報過多の環境において、生活者が自分の興味のあるものだけを選んで視聴する傾向が強まっている現状がある。ストレートにブランドのメッセージを伝えるマス広告だけでなく、生活者の興味関心に沿ったコンテンツの中でメッセージを届けることで、より効果的に生活者との距離を縮める狙いだ。

伊右衛門が「余白」をブランド価値の中核に据える一方で、SNSの動画は短く速く、映像の隙間を埋める表現が求められるようになっており、余白とは対極の内容が多くなっているという。30秒の短いコマーシャルではなく、60分の番組を通じて、伊右衛門を片手に余白を楽しむ時間を提供したいという考えだ。

「伊右衛門」のメッセージを伝えるにあたり、番組のテーマとなる「京都」や「余白」との親和性に加え、お笑い芸人のファン層が厚いことなどから、BSよしもとでの放送を選択した。

番組では、宇治神社や京都タワーなど京都の名所を舞台に、レイザーラモンRGが60分間にわたり、京都ならではの「あるある」を披露する。MCには浅越ゴエ、ゲストには藤崎マーケットの二人、アキナ山名文和、ギャロップ林健を迎える構成だ。

京都福寿園 伊右衛門にちなんで、京都にゆかりのある人々を起用したい考えがあったという。担当者は「番組で伝えたい『余白』を表現できる人、そしてレイザーラモンRGさんが『あるある』を出しやすい方々にお声がけさせていただいた」と説明する。

さらに担当者は「京都祇園花月や大阪万博で共に舞台に立ち、親交の深い浅越ゴエさん、藤崎マーケットのお二人を起用したことで、番組の中に多くの盛り上がりポイントを作ることができた」と手ごたえを語った。

BSよしもと(BS Yoshimoto)は、吉本興業のグループ会社が運営するBSデジタル放送局で、2022年3月21日に開局したチャンネルだ。正式名称は「BSよしもと(BS265ch)」。

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