博報堂、推し活・界隈など研究する「偏愛会議」を開始

博報堂は12月18日、「推し活」や「界隈」など強い「好き(偏愛)」を持つ生活者と共に研究を行うコミュニティ型プロジェクト「偏愛会議」を開始したと発表した。社内の専門組織「生活者発想技術研究所(発想技研)」の取り組みの一環。生活者の熱量の源泉を当事者視点で捉え、企業のマーケティング活動への活用を目指す。

推し活・界隈は世代を超えて広がるテーマに

同研究所が2025年3月に実施した調査によると、10〜60代のうち「推している人・モノ・コトがある」と回答した人は53.7%、「所属していると思う界隈がある」と回答した人は53.3%と、いずれも過半数を占めた。推し活や界隈は若年層発の文化とされてきたが、50〜60代にも広がりを見せている。

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生活者と共に進める当事者目線の研究

「偏愛会議」では、発想技研の研究員に加え、アイドル、音楽、アニメ、キャラクター、スポーツなど、さまざまなジャンルの偏愛を持つ外部研究員が参加する。当事者ならではの視点から、偏愛の実態や構造、変化について研究・発信を行っていく。

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本プロジェクトでは、研究・発信に加え、企業による推し活・界隈をテーマとした調査やマーケティング、研究活動のサポートも行う。生活者発想に基づいた知見を、企業活動に活かすことを目的とする。

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