若年層の「親近感」や「憧れ」の感情に着目
不動産情報サービスのアットホームのCMが話題となっている。プロモーションキャラクターの出口夏希が出演する3本のテレビCMで、12月6日から放映。中でも印象的なのが「アッからはじまる住まいさがし」シリーズの「3つのアッ」篇だ。50音の最初であり、アットホームの頭文字でもある「アッ」を用い、「不動産情報サイト アットホーム」の魅力をユニークに表現。主に若年層をターゲットとしたCMで、X（旧Twitter）では「可愛すぎ〜」といった反響も寄せられている。
出口夏希を起用した「3つのアッ」篇
CMでは「アッと驚く住まい」「アッたらしい情報」など、多彩な「アッ」に驚く出口の表情が目を引く。背景には大きな「アッ」のビジュアルが流れ、巨大な「アッ」に抱き着く出口の姿も印象的だ。
アットホームが出口をイメージキャラクターとして起用したのは2024年12月から。マーケティングコミュニケーション部の担当者は、出口について「10～20代に人気があり、モデルとしても俳優としても活躍しており、同世代からの支持がある」と起用の狙いを語る。
初めて住まいを探すユーザーを意識し、「親近感」に加えて「憧れ」の感情も重視した起用だという。今回は若年層への訴求を徹底しており、同じくイメージキャラクターである松重豊は出演していない。松重は、住まいの購入を検討する層向けのCMに起用している。
出口の起用効果については、指名検索数の伸長が見られており、ブランド認知の向上に寄与しているという。
今回の新CMは、住まい探しを始める際に「まずはアットホームを使ってほしい」という思いからコピーを考えたという。50音の最初であり、アットホームの頭文字でもある「アッ」を三つ用いることで、「アットホームで住まい探しを始めよう」というメッセージをユニークに表現した。
「住まいとつながる赤い糸」シリーズとして、「出会い」篇と「通勤通学時間」篇も公開している。同シリーズでは、出口が指に結ばれた赤い糸に導かれ、「不動産情報サイト アットホーム」で理想の住まいと出会う。何から探すべきか迷っている人や、住むエリアが決まっていない人でも理想の住まいを探せることを伝えている。
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