京王プラザホテル、ブラッシュアップした
マツケンづくしのブッフェが集客を後押し
京王プラザホテル八王子では2024年、マツケンサンバをテーマにしたブッフェ企画を実施。料理や空間演出のビジュアル性がSNSで話題となり、想定を上回る集客につながった。
この反響を受け、2025年は同企画を発展させた「マツケンフェア2025」を継続開催。営業企画支配人の舘林薫氏は、これまで接点の少なかった若年層の来館や口コミをきっかけとした新規来場者の増加を成果として挙げる。
「2024年にフェアを実施したところ、これまでアプローチできていなかった若い世代のお客さまにも多く来館いただき、SNSを中心とした口コミを通じて集客につながりました。都内から八王子まで足を運んでいただくケースも多く見られました。こうした反響を受け、店舗展開を広げメニューのバリエーションを増やすことで、昨年以上の話題性喚起ならびに集客増を図りたいと考え、今年の継続開催を決定しました」(舘林氏)。
今年はブッフェに加え、和洋中メニューやアフタヌーンティーへと展開を拡大。メニュー名や装飾に「マツケンサンバ」の世界観を反映させた演出も、来館者の満足度向上に寄与しているという。
「店舗展開を広げたことで、各メニューの特徴を訴求でき、多くのお客さまにご来館いただいています。昨年からのリピーターに加え、新規のお客さまも増え、集客につながっています。また、マツケンサンバの歌詞や世界観をメニュー名へ反映し、マツケンデザインのフードピックやランチョンマットを用いた演出が、満足度向上に寄与していると感じています」(舘林氏)。
約30種類のメニューを用意したブッフェ「マツケンサンバ ブッフェカーニバル~お腹いっぱい食べ明かそう・オレ!~」。
「マツケン 恋せよ!アフタヌーンティー」。
さらに、舘林氏はファン層の広さについても手応えを語る。
「マツケン(松平健さん)の人気が非常に高いことに加え、お子さまからご年配の方まで幅広い年齢層のお客さまに支持されていることを日々実感しています。実際に3歳のお子さまがサンバ棒を持参し、マツケンパネルと写真を撮る姿が印象的でした。『マツケンが大好き』『楽しい』といった声に加え、『元気になった』という感想も多く寄せられており、大変嬉しく感じているところです」(舘林氏)。
猛暑対策と夏を楽しむ大型企画に2年連続起用
イオン、買い物の高揚感を演出するアンバサダーに
イオンは、夏の大型企画「イオン 超!ナツ夏祭り」において、2024年・2025年と2年連続で松平健をアンバサダーに起用した。猛暑の常態化や物価高の影響で消費者心理が変化する中、「無理をせず、前向きに夏を楽しむ」というメッセージを伝える存在として選ばれた。
2024年に続き、アンバサダーに就任。
2025年はイオン限定オリジナルグッズを販売。“ぶりっこ”や“指ハート”といった可愛らしいポーズのほか、驚き顔を全面にあしらったド派手デザイン、祭うちわを手にしたポーズなど、普段とはひと味違った表情が楽しめるとした。
また、企画の一環として実施されたタイムセール企画「サンバタイム」では、「マツケンサンバⅡ」をBGMに、売場全体でお祭り感を演出。買い物体験そのものを盛り上げる施策とした。
世代や業種を超えて起用が続く背景には、松平健が持つ「めでたさ」と親しみやすさがある。消費者の気持ちを前向きに動かす存在として、来年以降も起用は続きそうだ。







