審査員講評と結果発表
6チームのプレゼンテーションを受け、審査員による講評が行われた。審査員を務めた竹内慶氏(博報堂 生活者発想技術研究所 所長)は、各チームのプレゼンテーションを個別に評価。「sarasa」に対しては「真面目なんだかふざけているんだかわからない絶妙なプレゼン」と評し、「平行線」については「プロトタイプが素晴らしく、心が豊かになる体験だと思った」と述べた。また、「アメフラシ」の「ビーバーフレームワーク」や「奇創天外」の「実感に基づいた強いプレゼンテーション」、「学歴ぽっぷ!」の「会場を楽しませようとする姿勢」、「クマさん」の「『創造は傷をつけること』というシンプルな発見の鋭さ」をそれぞれ称賛した。竹内氏は「お世辞じゃなくて今年が一番盛り上がったかも」と総括し、どのチームが優勝してもおかしくない大接戦であったことを示唆した。