理想の企業風土、トップは「挑戦・変革」 社内コミュニケーション担当者を調査

ウィズワークスは11月28日、理想の企業風土や、企業風土づくりにおける課題点重視傾向課題などの企業風土にまつわるアンケート調査結果を発表した。調査は11月13日から同20日にかけて、企業・団体の社内コミュニケーション担当者ら88人を対象に実施した。

理想の企業風土を一言で表すなら 最も多かった回答は「挑戦・変革」

※※※※※

理想の企業風土に関する質問では、理想の企業風土を一言で表した場合のワードを収集。言葉の意味あいごとにカテゴライズしたところ、「挑戦」や「変革」といった、変革の推進に関連するワードがもっとも多く、全体の4割ほどが回答した。

そのあとには「オープン・透明性」「心理的安全性」に関するワードが続くことから、変革を推進する風土の他、安心して意見を言える環境や情報の透明性も重視されていることが明らかになった。その時点として「信頼」や「協力」といった信頼関係や、「活気」「ポジティブ」といった前向きな姿勢に関するワードも上位にのぼっている。

理想の企業風土を形成するためのキーワードは「部署を越えたつながり」

※※※※※

※※※※※

理想の企業風土を実現するために必要な事を問う質問では、全体の4分の3以上が「部署を越えた繋がり」と回答。一方で、企業風土づくりにおける課題点を尋ねる設問では、「部署間の連携の弱さ」を挙げる回答が7割を超え、他の回答よりも20ポイント近く多い回答数を示した。部署を越えた繋がりの重要性を認識しつつも、実際の企業風土の醸成への反映には課題が残る現状が浮き彫りになった。

※※※※※

この課題感の解決策として、企業風土をつくるために今後強化したい取り組みを尋ねたところ、「社内報やイントラでの発信」(64.8%)や「経営メッセージの伝達」(60.2%)「チーム間交流の促進」(51.1%)と過半数以上の担当者が回答。コミュニケーションを中心とした施策への期待が強いことがうかがえる。

advertimes_endmark


この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ