【12/27発売】『ブレーン』2月号 「大阪・関西万博デザインシステム大解剖〈拡大版〉」

12月27日(土)発売!
月刊『ブレーン』2026年2月号
特集「大阪・関西万博デザインシステム大解剖〈拡大版〉」

詳細・ご購入は《こちら》※Amazonページに移行します。

ブレーン

「いのち輝く未来社会のデザイン」を掲げ、2025 年に開催された大阪・関西万博。閉幕後の今もなお、その象徴的なキャラクター「ミャクミャク」を筆頭に、多くの人々に強い記憶を残しています。その熱狂を高めてきたのが、“開かれたデザイン”をコンセプトとした「EXPO 2025 Design System」の存在。そこから生まれた「こみゃく」の二次創作なども盛んに行われ、多様な人々の参加と共創を促す“生成的オープンデザインシステム”として世の中に広がっていきました。今号では、2025 年8 月号の本誌特集「デザインシステム大解剖」をさらに拡大。システムの中核を担った引地耕太さんと改めてその全貌を紐解きつつ、本万博にまつわるデザインやキャラクターなどの“ ソフトレガシー”が、これからの世の中でどう活かされていくのか、多様な領域の専門家らとともにその可能性を掘り下げます。

特集のトピックス

▶デザインとは未来をつくるもの
「EXPO 2025Design System」が示したこれからの社会モデル

誌面

10月13日に閉幕した、大阪・関西万博。そのテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するために、“開かれたデザイン”を理念に掲げる独自のデザインシステムが構築された。多様な「いのち」が共生する生態系のように変化し続けるその仕組みは、会場を装飾・演出する「EXPO WORLDs」に姿を変えて、万博を盛り上げていった。デザインシステムの構築と「EXPO WORLDs」をリードしたクリエイティブディレクターの引地耕太さんに、制作過程と万博後に見据える未来について話を聞いた。

▶引地さんの「その後」のプロジェクト
01 Co-Futures Platform「COMMONs」
02 『第76 回NHK 紅白歌合戦』(NHK)キービジュアル

▶「いのちの生態系」を実装する――
“開かれたデザイン”を体現した「EXPO WORLDs」

誌面

デザインシステムをベースに、引地耕太さんがクリエイティブディレクションを担った会場装飾の取り組み「EXPO WORLDs」。万博の開幕と同時に世に公開されたこのプロジェクトを通じて、多様な共創が加速し、世の中のムードも一気にポジティブに変化していった。制作に携わったさまざまなクリエイターの声と共にプロジェクトがたどった過程を、引地さんが自ら振り返る。

▶引地耕太さんが選ぶ「わたしのこみゃく」選手権
SNS 上を中心に、多くの生活者がオリジナルの「こみゃく」を制作し公開していったことが、大阪・関西万博のデザインシステムが“オープン化”していった大きな要因だ。今回はSNS で公開されたオリジナルの「こみゃく」の中で、継続的に話題になった作品を中心に引地耕太さんがセレクトし、選評と共に紹介する。

▶「デザインは人と人を繋ぐもの」
吉村大阪府知事が語る
万博で発揮された「デザインの力」
吉村洋文(大阪府知事)、引地耕太

誌面

吉村洋文大阪府知事と、引地耕太さん。X 上で生まれた2 人の交流をきっかけに、2025年11月、大阪府の行政トップ×クリエイターという異色の対談が実現した。準備段階では逆風に直面しながらも、開会後は「ミャクミャク」や「こみゃく」を筆頭に多くの人々を巻き込んでいく結果となった、今回の万博。その中でデザインが果たした役割を吉村知事はどう捉えていたのか。さらに万博で生まれたデザインや文化を、これからの社会にどう活かしていけるのだろうか。

▶「EXPO 2025 Design System」とは何だったのか?
多角的な視点から読み解く
藤本壮介/永井一史/東 浩紀/内田まほろ/古川裕也/三木 学

誌面

万博の会期が終わってなお、SNS を中心にファンの熱狂は冷めやらず、さまざまな分野の専門家が考察を続けている「EXPO 2025 Design System」。これまでの国家的な催事を見渡しても、デザインシステムそのものに人が愛着を抱き、求心力を有した例は、ほとんどなかっただろう。今回のデザインシステムのユニークネスはどこにあったのか、そしてそれはどんな未来へと繋がりうるのだろうか。

▶「万博にはグランドデザインが必要だ」
これからの公共プロジェクトとクリエイターの責任
タナカノリユキ、引地耕太

誌面

今回の大阪・関西万博でデザインシステムを手がけた引地耕太さん。その“師匠” であるクリエイティブディレクター、タナカノリユキさんは、万博をどのように捉えていたのか。「未来社会を描く以前に、本来構想されるべき『グランドデザイン』が欠けていたのではないか」——。万博を通じて浮かび上がった課題から、クリエイターが公共プロジェクトに関わる意味と責任を掘り下げる。

ソフトレガシーを未来にどう継承する?
デザイン・制度・文化の交点から考える
豊田啓介、引地耕太、水野 祐

誌面

「オープンデザイン」の思想を前提とした大阪・関西万博のデザインシステムでは、「こみゃく」を中心とした共創文化が生まれた。閉幕後の今、この一連のデザイン資産をどう使い続け、レガシーとして社会に根付かせていけるのだろうか。建築家の豊田啓介さん、法律家の水野祐さんと共にデザイン・制度・文化の交点から議論する。


12月27日(土)発売!
月刊『ブレーン』2026年2月号
特集「大阪・関西万博デザインシステム大解剖〈拡大版〉」

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