まるでリアクション芸人?中島歩が逆風に挑む旭化成の企業広告、新CMは「新薬開発」がテーマ

旭化成は12月26日から、社員の挑戦姿勢にスポットを当てた企業広告シリーズ「はみだせ!うみだせ!旭化成」の第三弾となるテレビCM「逆風に挑む町田」篇の放映をスタートした。

同シリーズは2025年3月にスタートし、これまでグリーン水素プロジェクトや半導体事業をテーマとした2本のテレビCMを展開してきた。今回は前作までに続いて中島歩がキャリア入社の社員役として出演し、中期経営計画で重点成長に位置付ける医薬事業をテーマとしている。

CMでは中島さんが追い風に吹かれながら研究所内を舞うほか、上司(安井順平)や研究員の町田(齋藤里菜)が登場。今回のテーマである新薬の研究開発は薬が世に出るまでに10年以上の歳月を要するといい、逆境の中でも挑戦していく社員の姿勢を風のモチーフに重ねて表現している。

本CMの企画意図について、電通 4CRプランニング局 CMプランナー/クリエイティブディレクターの礒部建多氏に聞いた。

「中島歩さんのギャップが広告シリーズの肝に」

━━第三弾CMの企画意図について教えてください。

このシリーズ3作目。旭化成の創業以来の企業文化である「A-spirit」、つまり野心的な意欲や進取の気風を内外に伝えていくための企業広告です。

今回のテーマは「医薬事業」でした。新薬の研究開発には、基礎研究から安全性や有効性の検証など長い時間がかかります。その大変さを、「逆風」と言うメタファーで表現しました。ただただ逆境に耐え抜くだけではなく、創意工夫によって逆風を追い風に変えていける、旭化成らしさも同時に表現しています。

━━演出面でこだわったことは。

1作目・2作目ともに、本シリーズではフィジカルなエンタメ性が重要であり、それによって振り回される主人公・中島歩さんが一番の見所です。圧倒的二枚目なルックスでありながら、さながら“リアクション芸人”のような演技とのギャップは、この広告シリーズの肝とも言えます。

企画段階では、中島さんを飛ばすシーンはなかったのですが、監督である佐藤渉さんのアイデアによって、文字通りぶっ飛んだ演出コンテになりました。

対極的に、上司役の安井順平さんには、全く動じない演技に徹してもらいました。暴風もあくまで日常茶飯事。見慣れた光景だからこそ、特段驚きもしない。巨大送風機の前でも、冷静な演技はさすがの一言でした。

過去2作から、さらに飛ばした企画だったのですが、懐の広い旭化成さんのご英断により、本作実施に至りました。その判断こそが、「はみだせ!うみだせ!旭化成」を体現しているのだと思います。

スタッフリスト

企画制作 電通、Bimpact、(つづく)
ECD 足達則史
CD 八百朗
C 細川美和子
企画 礒部建多、堀有梨花
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AD 川腰和徳
CPr 有光孝文
Pr 中田晃生
PM 大澤喜弘
演出 佐藤渉
撮影 塩谷大樹
照明 横堀和宏
美術 栗林 由紀子
ST 柚木一樹
HM 小林雄美、坂本志穂
CAS 中尾有希、野村明花、元川益暢、福田エミ、原口巧
音楽 河副洋之
編集 前田憲彦(オフライン)、須藤公平(オンライン)
SE 田中宏峰
MIX 小松徹
AE 中澤達彦、寺倉靖明、沼田敦、古川拓
出演 中島歩、安井順平、齋藤里菜
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