「人の隣に常にAIがいる」状況が生まれてくる
シバタ
:AIネイティブへのシフトで、マーケティング領域ではどんな変化が起きると予想していますか?
並河
:マーケティングに関する知見というのは2種類あって、1つは生活者についての知見。もう1つはマーケティングのメソッド、戦略やプランニング、クリエイティブを作る上げるときの方法論に関する知見です。生活者の知見については、国内電通グループで1億人規模のペルソナを仮想再現するAIモデル「People Model」を開発しています。これを使うと、テストマーケティングをシミュレーションモデルの中でできるようになります。クリエイティブの知見についても、コピーライターやアートディレクターの知見を学んだCreative Thinking Model(創造的思考モデル)を開発しています。このように、AIが人をサポートして創造性を高めていくという部分は、すでに実用化が進んでいます。