キユーピーは1月27日、「新商品戦略発表会」を実施。近年、生活者の食生活において、内食・中食・外食の境界が曖昧になるなか、市販用と業務用の両方を基盤に持つキユーピーは、2026年の戦略テーマに「CROSS(クロス)」を掲げると発表した。
本テーマのもと、市販用と業務用、さらに活かすべき経営資源をクロスさせて、新たな価値の創造に挑戦するとしている。
左から、マーケティング本部 調味料戦略部 家庭用チーム 田丸省吾氏、同チーム 中村友美氏、執行役員 マーケティング本部長 中島健氏、調味料戦略部 業務用チーム 矢野晶子氏。
同社は2024年10月から、これまで別だった市販用と業務用のマーケティング組織を統合し、トレンドの発見・創出から市販用への展開まで一貫した価値創造を推進する体制を構築してきた。
業務用での商品展開において、消費者に今までにない気付きや驚きを提供することで、食トレンド創出の起点とし、そこから市販用を展開することで、食トレンドの萌芽を食卓に拡大し、食文化を浸透させるスタイルをとっている。
執行役員 マーケティング本部長の中島健氏は、発表会のなかで次のように語った。
「生活スタイルの変化などにより、内食・中食・外食は、生活のいろいろな文脈のなかで非常にシームレスに使い分けられている。業務用と市販用の戦略を融合することにより、その文脈をよく理解し、経営資源と掛け合わせた当社らしい価値提供につなげていくということが非常に大事だと考えている」(中島氏)。
キユーピーは、市販用と業務用の知見をひとつした「内・中・外」での展開に、商品を通じた顧客の体験(=コト)を掛け合わせ、新たな食文化のスタンダードを創出するとしている。
