UHA味覚糖は社内チェックプロセス厳格化など再発防止徹底
化粧品や美容雑貨を扱う粧美堂の「コロロ うるおいハンドクリーム」が、誤飲の恐れがあると批判され、SNSなどで広がっている。UHA味覚糖のグミ菓子「コロロ」とのコラボレーションによる商品で、同社と共同開発したもの。パッケージデザインが「コロロ」と似ていることから誤飲のリスクを指摘された。
粧美堂は1月26日に誤飲・誤食に関する注意喚起を実施。UHA味覚糖によると、現在は販売を終了している。話題性喚起を狙った複数ブランドによる協業が広がる一方で、食品が絡むコラボの難しさが浮き彫りになった。
AdverTimes.編集部がUHA味覚糖に問い合わせたところ、開発時点で誤飲・誤食の可能性があると認識していたことが分かった。粧美堂側にもコメントを求めたが、現時点で返答はない。消費者トラブルに関する情報収集と注意喚起を行う「国民生活センター」は、食品と誤認しやすい商品に関する被害について具体的な調査・公表は行っていないとする一方、重篤な被害が発生した場合には調査を実施する可能性があるとしている。
「コロロ うるおいハンドクリーム」
2025年11月20日に発売した「コロロ うるおいハンドクリーム」は、UHA味覚糖の人気グミ「コロロ」をモチーフにした香り付きのハンドクリームだ。本物のパッケージを思わせるデザインに加え、「巨峰」「シャインマスカット」といった香りが特徴だが、SNSでは「紛らわしい」など、誤飲の恐れがあるとして批判の声が上がっている。
また、子どもが購入したり、間違って食べたりする可能性があるという懸念のほか、「どういう会議をしたらこれが商品化するのか謎でしかない」「見た目がそのまま過ぎて罠過ぎる」といったSNS投稿も相次いでいる。「ハンドクリーム」という表記や注意喚起がデザインの中に埋もれ、食品ではないことが分かりにくいという指摘もある。
販売の主体となっている粧美堂は1月26日に発表した注意喚起で、誤飲・誤食防止を目的に、パッケージの表面と裏面に「この商品は食べられません DO NOT EAT」との注意書きを記載し、キャップにも「たべられません」との注意書きを施していると説明した。そのうえで、「コロロ」のパッケージイメージを尊重したデザインを採用しているため、食品と誤認される可能性があるとし、取り扱いの際は化粧品であることを理解したうえで、誤って口にしないよう十分に注意するよう呼びかけている。
