「どういうこと?」と話題 小野賢章出演「ビッグマック」新WebCM、背景にあったインサイトとは

日本マクドナルドは1月21日、ビッグマックの新WebCM「悔しかったら大人になれば?」篇を公開した。X上では「どういうこと?」などとざわつく声が集まっている。

「悔しかったら大人になれば?」篇(41秒)。

CMはビッグマックを羨ましがる息子に対して、「大人になったらな」と答える父(小野賢章)のシーンから始まる。すると息子が「あああああーーーーーー!!」と叫びながら急速に成長。大人になるかと思いきや、成長しすぎてしまい、一周して元の姿に戻る。それを見て、「何の時間やってーーーーーーーん!!!」とツッコむ父。声が音速を超え、関東一帯に「ソニックブーム」が発生する。「やっぱ大人ってすげえ!」(息子)と、威厳を保てた父であったーー。

本企画を担当したのは、TUGBOATと電通のチーム。一見混沌としたストーリーだが、「背景にはリサーチから見えてきた生活者のインサイトがあった」とプランナーの花田礼氏(電通)は明かす。

「企画にあたって色々とヒアリングやリサーチをしたところ『子どもの頃、親が食べるビッグマックに憧れていた』という原体験を持っている人が多く、そのインサイトを軸に企画を立てられないかと考えました。次に、“声が音速を超える”という現実には起こらない現象を入れ込むとインパクトがあるのではと思い、“声によるソニックブーム(物体の移動が音速を超えた時に起きる衝撃波)”というアイデアが生まれ、そこからストーリーを考えていきました」(花田氏)。

実は他にも、より手堅い企画も候補として考えていたという。しかしクリエイティブディレクターの麻生哲朗氏から「こういうのがいい」と一押しする言葉が。クライアントであるマクドナルドにも、他の案を含めて提案したが、この企画が選ばれた。

「もう少し紐解くと、昨今の広告は“意味”で成立しているものがほとんどですが、SNS等で人々が楽しんでいる映像コンテンツは、意味があまり無いものも多い。『ビッグマック』というのは名前の通りわんぱく感がありますし、こういう映像もアリなのでは、という意図もありました」(花田氏)。

小野賢章さんに出演を依頼したのは、「“声で音速を超える”という企画なので、日本を代表する声優である小野さんにご出演いただきたいと考えた」と花田氏。「想像以上に全力、かつ、迫真の好演をしてくださったことが仕上がりを大きく底上げし、拡がりを生んでくれたと思います」と振り返っている。

スタッフリスト

企画制作 TUGBOAT+電通
CD+C 麻生哲朗
企画+C 花田礼
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Pr 谷村直泰
PM 小林拓路
演出 渋江修平
撮影 橋本英之
照明 前島祐樹
美術 中嶋明日香
編集 市原賢治(オフライン)、君塚紀貴(オンライン)
MIX 大野鉄平
SE 佐久間みなみ
ST+HM DAN(小野賢章)、古橋龍明(サブキャスト)
CAS 植芝禎子、和田竜二
AE 辻崎英介、渡部俊正、生頼由規、小関涼太
出演 小野賢章
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