「Wi-Fi 7」はオーバースペックか? 標準搭載のJCOM、「ウルトラセブン」CMの裏で語った “将来の高度化を見据えた価値”

Wi-Fi 7環境への移行を推進

ケーブルテレビのJCOMは、円谷プロダクションの「ウルトラセブン」が出演する新テレビCM「光の国に誓って」篇を2月7日から放映している。光回線サービス「J:COM 光」が世界最速規格「Wi-Fi 7」を標準搭載している点を訴求する狙い。「Wi-Fi “セブン”」という名称を強く印象づけるキャラクターおよび楽曲として、「ウルトラ “セブン”」を起用した。ウルトラマンシリーズをCMに起用するのは今回が初めてだ。

「Wi-Fi 7」は世界最速規格とされ、環境や機器スペックに左右されるものの、Wi-Fi 6の約3.7〜4.8倍の速度が理論上可能とされている。一方で、一般家庭の用途である動画視聴やSNS、Web会議などではオーバースペックになりやすいとの意見もある。これについて同社は、そうした声があることを認めつつも、最新規格を標準搭載で利用できる環境や将来的なデジタル環境の高度化を見据えた価値を提示することで、加入や乗り換え検討の後押しにつながると見込んでいるとしている。

ウルトラセブンと吉高由里子が共演する「光の国に誓って」篇

CMは、女優の吉高由里子が小学校の先生に扮する「ヨシタカ先生」シリーズの第6弾だ。

今回は、生徒たちが「屋上で何かを見た」という噂を聞きつけ、学校の階段を駆け上がる場面から始まる。屋上の扉をそっとのぞくと、そこにはヨシタカ先生とウルトラセブンの姿がある。

ヨシタカ先生が「本当にWi-Fi 7って速いんですか?」と問いかけると、ウルトラセブンは「デュワッ!」と応じる。さらに「世界最速って本当?」と尋ねると、「デュワッ!」とうなずく。

そのやり取りを目にした生徒たちは興味津々となる。「光の国に誓って、ほんとに最速?」とヨシタカ先生が念押しすると、ウルトラセブンが振り向き、まっすぐに視線を向ける。

視線が交わった瞬間、生徒たちが寄りかかっていた扉が開き、一斉に飛び出す。気づいたウルトラセブンは瞬く間に空へと飛び去る。突然姿を消したセブンに対し、ヨシタカ先生は「帰るの、はやっ…」とつぶやき、生徒たちも名残惜しそうに空を見上げる。

次世代の速さを象徴する「Wi-Fi 7」とウルトラセブンを重ね合わせ、「世界最速」であることを印象的に表現している。

「ヨシタカ先生シリーズ」は2023年にスタートした。第6弾となる今回は、老若男女に広く認知され、強いインパクトを持つウルトラセブンを起用。話題化に加え、CM内で使用している象徴的なテーマ曲との相乗効果も期待しているという。

コミュニケーションデザイン部の水島知美氏は、「光の国からやってきた点や飛び去るスピード感が光回線の特徴と親和性を感じさせる」と強調。CMを通じて「セブン=J:COM=世界最速規格 Wi-Fi 7」というブランド連想を強化し、認知向上と好意度向上につなげていく考えを示した。

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