JTBとトヨタ、次世代モビリティ活用の体験型ツアー発売

JTBはトヨタ自動車と協業し、次世代モビリティ「e-Palette」を活用したツアーの販売を2月17日に開始した。移動時間を“体験の時間”に変えることを狙い、訪日外国人向けの体験型ツアーと、結婚式後などの移動を演出するサービスの提供準備を進める。

訪日外国人向けに提供する都内の体験型ツアーは2本。一つ目は東京・芝の増上寺での御祈願・写経体験や車内の50インチ大画面・サラウンド音響を生かした映像体験などを盛り込んだ「Tokyo Zen Journey」(大人一人39,000円)。二つ目は、車内で日本酒の作り方や種類、酒造の製法を紹介し、外国人に人気の飲食店「権八西麻布」で和食とともに体験する「Night City Safari and Japanese Sake Tour」(大人一人49,000円)。

またハレの日向けサービス「ハレシャトル」では、結婚式などの特別な日の移動を「感謝を伝える特別な時間と空間」に演出するサービスとして提供準備を進める。式場から主要駅・空港・自宅までの送迎を想定し、車内の映像・音響設備でエンドロールやサプライズメッセージなどを届けるとしている。

交流のJTBとモビリティのトヨタによる共創

JTBは「交流創造」の知見と、トヨタ自動車が提唱するモビリティ社会の可能性を融合する。e-Paletteの空間・技術を活用して、禅体験や日本酒に関する学び、記念日の演出など多様なコンテンツを展開することで、高付加価値な旅行体験の提供を目指す。

協業の背景にはツーリズム産業が「量」から「質」への転換を求められている点がある。画一的な移動手段の提供にとどまらず、移動そのものが旅の目的となる“体験価値”の創出を行う。

e-Paletteはトヨタ自動車が2025年9月15日に販売を開始した次世代モビリティで、「ヒトが動く」「コトが動く」「ココロが動く」をコンセプトに掲げる。JTBは同車両の柔軟な空間と技術を活用し、移動時間を特別な体験へ転換する体験型サービスとしてツアー造成を進める。

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