JAGDA新人賞2026、浅野隆昌、石田和幸、大坪メイの三氏に決定

日本グラフィックデザイン協会/JAGDAは、『Graphic Design in Japan』出品者の中から、今後の活躍が期待される39歳以下(10月末日現在)の有望なグラフィックデザイナーに授与する「JAGDA新人賞2026」を決定した。本年度新人賞を受賞したのは、浅野隆昌(フリーランス)、石田和幸(サン・アド勤務)、大坪メイ(フリーランス)の三氏。

「JAGDA新人賞」は、優秀な若手デザイナーをクローズアップし、次代を担う人材を育成するため、1983年創設。。デザイン界を担う多くの才能を輩出し、今回で44回目を迎えた。今回、受賞した3名について、選考委員からは次のようなコメントが寄せられている。

「受賞となった3人は、作品を通して、独自の世界観や丁寧に積み上げてきたものが感じられ、評価されたように思う」「ずっと続いていたトレンドが収まりつつあり、次の表現に移行している印象を受けた」「素朴なイラストレーション、生成的なプログラミング、ダイナミックなウェブなど、得意なデザインの実装技術を組み合わせて個性をつくる “掛け算型” の出品者が目立ったように思う」「新人賞世代の作品傾向として、中心を取らないアンバランスな配置や、あえて未完成に見せるような定着スタイルが見られる中、特に票を集めたものは、デザインの実力を正面から示した骨太なデザインだと感じた」「毎年、候補作はほぼ同レベルにあって優劣つけ難く、選ぶのはなかなか苦しい。いずれも僅差であったことを伝えたい」「受賞者の作品は、安定していつつ、それぞれにチャームポイントがあった。一方で、新しい空気をまとった人も見つけられたら、さらによかったかもしれない」。

授賞式は、6月20日に宮城・仙台でのJAGDA第43回定時総会会場にて実施される。作品を展示する「第28回亀倉雄策賞・JAGDA新人賞2026 受賞記念展(仮題)」は、今年7月に東京・GOOD DESIGN Marunouchiで開催。その後、新人賞展のみ国内各地へ巡回予定。

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