東京国立近代美術館は2月25日から、日本橋三越にて跡見玉枝の作品「桜花図巻(おうかずかん)」を再解釈した映像インスタレーション「THE DYNAMICS OF DETAIL」を公開した。映像制作はアブストラクトエンジンが手がけ、3月2日まで日本橋三越本店の本館1階中央ホールで楽しむことができる。観覧は無料。
跡見玉枝(1858~1943年)は明治から昭和にかけて活躍した日本画家。桜の絵を得意とし、皇室に桜を描いた作品を度々献上した。「桜花図巻」は40種を超える桜が全25面に描かれた画巻で、それぞれの桜の傍らには金泥で名称が書き込まれている。
跡見玉枝「桜花図巻」1934年 東京国立近代美術館
今回の企画では「桜花図巻」を映像化。跡見玉枝の描く桜を独自の解釈を通して音と映像の空間として再構成し、3面のスクリーンで上映する。
THE DYNAMICS OF DETAIL 映像 映像制作:Abstract Engine
日本美術との新たな出会いと体験の形を拡張することを目的に構想されたプロジェクト「Augmented Experience of JAPANESE ART(日本美術の拡張体験)」の一環として、制作された。日本芸術文化振興会、文化庁との共催となる。
東京国立近代美術館の展示「美術館の春まつり」と連携した企画で、同館では3月13日から4月12日にかけて「桜花図巻」を公開する。




