フランス映画風なのに「おーい!はに丸」 マクドナルドが仕掛けた“ギャップ戦略”、「あの」起用の「クリームブリュレホットドーナツ」CM

「本格感」と「親近感」の融合を図る

日本マクドナルドは、期間限定ホットスイーツ「クリームブリュレホットドーナツ」を2月18日から販売している。2月17日からは、俳優やモデルなどで活躍する「あの」を起用したテレビCMを放映している。楽曲には、1980年代にNHK教育テレビで放送された教育番組「おーい!はに丸」の主題歌を替え歌として採用。フランス映画風のシリアスな世界観と、コミカルな楽曲のギャップを演出することで印象付けている。当時子どもだった層に楽しんでもらう狙いもあり、実際に「X」では「懐かしい」という声が上がっている。

写真 CM カット 「スイーツ『彼女が好きなもの』篇」

「スイーツ『彼女が好きなもの』篇」

新商品「クリームブリュレホットドーナツ」は、キャラメル風味のドーナツ生地でカスタードクリームを包んだスイーツだ。ワッフルコーンとフィアンティーヌを散りばめ、もっちりした生地の食感に加え、ザクザクとした歯触りとなめらかなクリームのコントラストを楽しめる点が特徴だ。

CMは「スイーツ『彼女が好きなもの』篇」。フランス映画のような世界観の中でティータイムを楽しむあのの姿を描き、楽しげな歌に乗せて商品を味わい、満足そうな表情を見せる内容だ。映像には「はにわ」のようなキャラクターも登場する。

「おーい!はに丸」の主題歌を替え歌にした楽曲では、「♪わーい ザクもち カスタード とろり~」といった歌詞で、商品の「ざく・もち・とろ」の3つの食感を表現しているという。

スイーツ「彼女が好きなもの」篇 (30秒)

電通 クリエイティブディレクター 佐藤雄介氏によると、同商品は「フランス発祥のお菓子に着想を得たスイーツ」だという。そこから、CMの世界観もフランス映画風に設計した。一方で音楽は、その世界観とは真逆のコミカルさを意識し、あえてギャップのある楽曲にすることで「本格感」と「親近感」の融合を狙ったとしている。

昔の教育番組の楽曲を活用した理由について、佐藤氏は「こどもの頃聴いていた方には懐かしさを、はじめて聴く方には『映像』と『音』の化学反応を楽しんでもらえれば」と話す。

日本マクドナルド広報担当の火宮菜緒氏によると、「あの」の起用は2024年6月5日発売の「アジアンスイーツ」が初。今回の商品は「これまでのマクドナルドにはなかった新しさを強く打ち出したい」という考えがあり、「あの」は「“新しさ”の表現にぴったり」という理由で起用したという。

火宮氏は「クリームブリュレの発祥の地であるフランスの世界観の中で、いつもと違ったあのさんを見ることができるのも新鮮」としており、訴求効果にも期待を寄せている。

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