2026年3月2日、電通にてクリエイティブ発のIPプロジェクトを展開するチーム「うたキャラBOX」が始動。その第一弾として、「クエスちょんまげ」プロジェクトが立ち上がった。
うたキャラBOXロゴ
「うたキャラBOX」は、歌とキャラクターの掛け算で新しいIPビジネスの創出に取り組むチーム。第一弾となるプロジェクトでは、日本の魅力を子どもたちに届け、知的好奇心と質問力を育むことを目的としてキャラクター「クエスちょんまげ」を開発した。3月2日にはそのキャラクターが登場する動画を発表、5日には絵本『クエスちょんまげのクイズにほんたんけん』(高橋書店)が発売となる。
『クエスちょんまげのクイズにほんたんけん』歌動画。絵本の発売に合わせて、歌動画は書店の店頭でも流れている。(キャラクターデザイン:糸乗健太郎 企画・作詞・作曲:本間絹子 監督:渡邉大祐)
「数年前に、歌の得意な自分とキャラクターの得意なADとでクリエイティブ局発のIPビジネスができないかと思い、ADたちに声をかけたのがきっかけです」と話すのは、このチームを立ち上げた一人、プランナーの本間絹子氏。
メンバーは社内横断で集まっており、本間氏の他、糸乗健太郎氏(CXCC局AD)、安達翼氏(1CRP局CD&AD)、田村雪絵氏(4CRP局AD)、村田晋平氏(EBC局CD&C)、佐藤一葉氏(4CRP局AD)が参加している。IPプロジェクトを掲げるクリエイティブチームは、電通で初となる。
第一弾となるキャラクター「クエスちょんまげ」は、「日本とおすもうが大好き」で、すぐに「なぜ?」「どうして?」と考えてしまう少年。その特徴は、かわいい お相撲さんの姿と「?」の形をしたちょんまげだ。
本プロジェクトでは、子どもたちが日本の文化や地域の魅力・特色・多様性をクイズ形式で発見していくコンテンツを開発。「クエスちょんまげ」というキャラクターを通して、47都道府県の魅力を「なんで?」という問いから掘り起こし、歌の動画や絵本でビジュアル化している。絵本では、47都道府県すべてに2~3問のクイズが設定されている。
絵本『クエスちょんまげのクイズにほんたけん』より
「国力がダウンして元気を失っているところがある日本ですが、本来は素晴らしい文化を持つオリジナリティあふれる島国。自分を含めた日本の人々に日本の魅力をもっと知って好きになってもらい、自分のルーツに自信を持てたらいいなという思い。そして正解のない今の時代、子供たちに質問力をつけてほしいという思いから、頭がクエスチョン型の髷のキャラクターを考えました。AD糸乗が二頭身にするアイデアを出し、国技であるお相撲さんがいいんじゃないかなどと、みんなで考えてできあがったキャラクターです」(本間氏)
立ち上がり早々、絵本の出版に続き、地図会社のゼンリンからはグッズを発売。3月10日から、朝日小学生新聞で都道府県クイズの連載(全47回)が決定している。さらにAIアニメの制作など、いくつかの施策が現在進行中だ。
「『クエスちょんまげ』プロジェクトは日本再生IPプロジェクトであり、絵本制作は、その一つに過ぎません。映像化したり、商品化したり、47のご当地キャラクターの活用で地域を盛り上げていったり、日本を楽しく知ってもらいながら、話題化の先にはきちんとグッズ販売などのビジネス展開もしていきたいと思っています」(本間氏)
同プロジェクトではIPを活用し、今後もさまざまな企業やメディアとのコラボレーションを行っていく考え。「社会課題の解決をビジネス化することで持続可能にしていく」ことを目指している。
現在、第二弾となる歌動画「1週間のうた」を制作中。こちらは同プロジェクトのインスタグラムで公開予定だ。







