第2弾で “衝撃のオチ” が判明 映画仕立ての「宇宙人ジョーンズ」CM、関心を持たれにくい「商品リニューアル」を話題化につなげた緻密な戦略

サントリーのコーヒー飲料「クラフトボス 甘くないイタリアーノ」の新テレビCM「宇宙人ジョーンズ・真実かフェイクか」が話題だ。2月20日に「予告」篇を放映し、2月22日には役所広司、杉咲花、河合優実が出演する「第1弾」をオンエア。さらに3月2日には、LiLiCo、古市憲寿が出演する「第2弾」を公開した。

映画のように展開する一連の広告施策には、サントリー食品インターナショナルが2月24日にリニューアル発売した同商品に関して、視聴者の興味・関心を高めるための緻密な設計がある。

「宇宙人ジョーンズ・真実かフェイクか/第1弾」篇

「宇宙人ジョーンズ」は、とある惑星から来た宇宙人が、トミー・リー・ジョーンズそっくりの地球人になりすまし、職業を転々としながら地球を調査するという設定の長寿シリーズ。今回の最新作は「真実か、フェイクか。」をテーマに、映画の予告編さながらのスケール感とテンポで展開する。

「宇宙人ジョーンズ・真実かフェイクか/予告」篇

先行して放映した「宇宙人ジョーンズ・真実かフェイクか/予告」篇では、「宇宙人ジョーンズ映画化決定!?」という、真実なのかフェイクなのかわからないメッセージを提示した。

「第1弾」篇は、大作映画の予告編を思わせる大迫力のダイジェスト映像として構成し、主要キャストに役所、杉咲、河合が登場する。

作品タイトルは「人が消えたカフェ」。ジョーンズの母星による侵略作戦の最中にある地球を舞台に、混沌とする日常の中で突然カフェから人が消えた理由を探る元捜査官(役所)と天才物理学者(杉咲)、ジョーンズと敵対する謎の仮面集団を率いるリーダー(河合)の姿を、壮大なスケールで描いた。

映像は、ジョーンズがカフェの床に倒れている衝撃的なオープニングから始まり、畳み掛ける映像描写と怒涛の展開が続く。その合間に、シリアスな流れを断ち切るように商品を飲む広告的なカットを突然インサート。どこまでが真実でどこまでがフェイクなのか、視聴者の引っかかりを残す “予告編風” の仕立てにした。

「第2弾」篇には、これまで公開した映像をカフェでスマホ視聴するLiLiCoと古市が登場。LiLiCoが「これ見た?」と尋ねると、古市は「甘くないイタリアーノにラテ専用ミルクが入って、カフェみたいな味が実現した。だから『カフェから人が消えた』っていうストーリー」と解説。LiLiCoが「まるっきり広告じゃん」とツッコミを入れ、一連の施策の全容が明かされる展開だ。

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