KADOKAWAとnote、資本業務提携を締結 なぜ、この2社がタッグを組むのか

KADOKAWAとnoteは3月24日、資本業務提携を締結したと発表した。次世代のIP運用エコシステムを構築することが目的。クリエイターの作品がより多くの人に届き、収益を得て、創作活動を続けられる環境をつくるため、両社は創作から流通、収益化、権利保護までが一体となって循環する新しい仕組みづくりに取り組む。

なぜKADOKAWAとnoteなのか 提携の背景

今回の提携の背景について、KADOKAWAの公式プレスリリースでは、「両社がクリエイターによるコンテンツ創出とその『熱量』を最大化するプラットフォーム運営、そこから生まれるIPの開発において、高い親和性と共通のビジョンを有している」と言及。

加えて、「事業環境が大きく変化する中で、両社は持続的な成長の実現に向け、AIを基盤とした新たなデータ流通モデルの構築や、UGCとプロフェッショナルな編集力を融合させた次世代のIP運用エコシステムへの進化を志向している点においても一致している。IP開発・出版DX・AIデータ流通・ファンコミュニティ形成などの領域において、KADOKAWAの編集・メディア力と、noteが有するトラフィック、SaaS基盤、UGCエコシステムを掛け合わせることで大きなシナジーが期待できると確信したことから、このたびの資本業務提携締結に至った」とした。

一方、noteは公式プレスリリースにて、「両社は、KADOKAWAの編集力・IP展開力と、noteが培ってきたユーザーとともにつくる・届ける仕組みを組み合わせることで、新しい創作のエコシステムをつくっていく」と言及している。

KADOKAWAグループは「世界の才能と、感動をつなぐ、クリエイティブプラットフォーマーへ」をミッションに掲げ、世界中から才能を発掘して多彩なIP(Intellectual Property)を創出し、出版を起点にアニメ・実写映像、ゲーム、グッズなどグループのメディアで多角的に展開。さらに、創出したIPをテクノロジーの活用により世界中のユーザーに届ける「グローバル・メディアミックス with Technology」戦略のもと、IP価値の最⼤化を推進してきた。

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