日本デザイン振興会は3月28日から、東京・丸の内の新国際ビル内「GOOD DESIGN Marunouchi」にて「推し活のデザイン展」を開催する。
「推し活」を消費者ではなくデザインの視点から考察するもので、展示企画の公募から実現した。クリエイティブディレクター/アーティストの若田勇輔氏が主催している。会期は4月26日までで入場無料。
会場は、さまざまな「推し活」当事者の視点を基にした7つのエリアで構成されている。
「推し活のデザイン展」の展示ラインアップ。
例えば「推し活グッズ」についての展示では、うちわや応援ボード、推しのグッズをバッグに大量に飾り付けた「痛バ(痛バッグ)」などがなぜそのようなデザインになったのか、推し活に取り組む人たちのインサイトを紐解きながら解説するブースを設置している。クリエイターが未来の推し活グッズを考察する展示なども公開される。
「どうなる!?未来の推し活グッズ」で展示予定の「会いに行ける枕」。
一方で、最も視認性の高いうちわのデザインを、アイドルがライブハウスで実際に検証する映像コンテンツ「アイドルが最強のうちわデザイン検証してみた」や、アイドルグループ・WHITE SCORPIONの協力のもと、髪型からSNSでの画角、語尾の音程などを分析する「推されるためのデザイン」など、「推される側」からの展示も。
動画コンテンツ「アイドルが最強のうちわデザイン検証してみた」には、アイドルグループ・Hey!Mommy!(ヘイマミー)が協力。
さらに、ファンダムによる応援広告の制作プロセスや、推し活グッズづくりに欠かせない存在となっているダイソーへのインタビュー企画など、推し活を支える側の目線からの展示も実施する。
GOOD DESIGN Marunouchiでは2021年から、社会的に役割が広がってきた「デザイン」について創造的な気付きを提供する展示企画の公募を実施している。2025年度は本展が選出された。




