ドールは3月26日、新プロジェクト「Dole バナナ番長 season2 -甘いぜ!だけじゃない!? バナナ番長ライバル登場編-」を公開した。
同企画は、果物離れが進む中で、バナナを日常的に取り入れる健康習慣「バナ活」を楽しく訴求するために2025年からスタートしたもの。JO1の佐藤景瑚が扮する「バナナ番長」という強いキャラクターを軸に、話題化と来店動機の創出を実現してきた。
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発表会に登壇した同社の代表取締役社長CEO 青木寛氏は、ドールのブランドメッセージ「フルーツでスマイルを」に触れながら、「バナ活を通じて、バナナの栄養価値をもっと楽しく伝えていきたい」と説明した。果物離れという課題に対し、商品そのものの価値訴求にとどまらず、売り場に足を運びたくなる体験設計を掛け合わせることで、需要喚起を図る考えを示した。
発表会の様子。写真左から、ドール マーケティング本部 広報室 中島 小織氏、JO1の豆原一成、佐藤景瑚、ドール 代表取締役社長CEO 青木寛氏。
シーズン1は “想定超え” の成果、バナナの話題化と購買を両立
同社のマーケティング本部 広報室 中島小織氏は、昨年実施した「バナナ番長」企画について、予想を大きく上回る反響があったと振り返った。佐藤がもともとバナナ好きで、企画との親和性が高かったことも後押しとなり、SNS表示回数は1200万回以上、Yahoo!トレンド1位、Xトレンド日本1位を記録したという。
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売り場での反応も顕著で、全国延べ1万1000店舗以上で企画を展開。スーパーの開店前からドールバナナを求める行列ができたほか、店舗によっては “バナナ専用レーン” が設置されるケースもあったといい、青果売り場の枠を超えた盛り上がりを見せた。
特に販促面でのインパクトについて、中島氏は、「売り場で推しに会える体験が来店理由になった」と説明。遠方から足を運ぶ生活者も現れ、「まるでライブ会場のように売り場へ来てもらえた」と振り返った。
また、全国のスーパーマーケットにおける購買履歴調査では、「バナナ番長」開始以降、ドールバナナを初めて購入した新規購買者が140万人に到達。そのうち約4割が直近1年間バナナを購入していなかった層だった。中島氏は、「既存購買層の活性化に加え、休眠層や非購入層の掘り起こしにもつながった」と成果を語った。

