今田美桜・有村架純・広瀬すず・出口夏希など勢ぞろいでW杯の機運醸成 日本サッカー協会初のパートナー9社が合同応援広告

FIFAワールドカップ2026の開幕が近づく中、日本サッカー協会(JFA)はサッカー日本代表「SAMURAI BLUE」の合言葉「最高の景色を2026 FOR OUR GREATEST STAGE」を掲げた取り組みを本格化している。その一環として、3月25日から東京・渋谷のMIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)ではパートナー企業9社による合同応援広告を展開した。複数企業の広告塔のタレントなどが横断的に登場する形式は、JFAとして初の試みである。
 
これまで個別の活動が主だった企業コミュニケーションが、なぜ協同する動きになったのか。SAMURAI BLUE POP UPや合同応援広告企画を牽引したJFAパートナー事業部 大塚萌子氏、谷口嘉章氏と電通 クリエイティブディレクターの井本善之氏、WRITING&DESIGN PARTNERS クリエイティブパートナーの矢花宏太氏への取材を基に、その背景を解説する。
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監督の言葉から生まれた旗印「最高の景色を」

出発点は、SAMURAI BLUE(サッカー日本代表)を率いる森保一監督の言葉にあった。次なるワールドカップへ向けて「最高の景色を見に行く」という監督自身の言葉、そして「サッカーの好き嫌いに関係なく、日本中みんなで応援してほしい。それが最高の景色につながる」という思いだ。

実データ 「最高の景色を2026 FOR OUR GREATEST STAGE」のステートメント

「最高の景色を2026 FOR OUR GREATEST STAGE」のステートメント

この思いを受け、JFAでは「最高の景色を2026 FOR OUR GREATEST STAGE」を新たな合言葉として制定。それは単に世界の頂点からの眺望を指すだけでなく、「日本のあらゆる場所でみんなが喜び合い、笑顔が溢れている光景」も含む。この言葉を指針に、JFAが主導し電通をはじめ数々の協力会社も巻き込んだ連合体として、サッカーW杯の機運醸成プロジェクトを進めている。

その一つである、本取り組み。クリエイティブディレクターとして「最高の景色を」という言葉のビジュアル化を担当した井本氏は、その拡張性を重視したという。井本氏によると、「最高の景色を」という目標は、選手だけでなくファンやパートナー企業も含む全員が共有するものだと考え、共通のビジュアルで一体となって応援し、目指していく様子を視覚化したという。

こうして生まれたロゴの旗印は、特定の誰かのものではなく、誰もが自身の言葉や思いを乗せられる「余白」を持つ。例えば、JFAが同時に展開している応援企画「BLUE WING ACTION」では、「最高の景色を」の文字部分は、一般の人々やパートナー企業がそれぞれの言葉で書き込める。これは、あらゆるステークホルダーが当事者として参加できるという思想の表れである。

実データ 「最高の景色を2026 FOR OUR GREATEST STAGE」のキービジュアル

「最高の景色を2026 FOR OUR GREATEST STAGE」のキービジュアル

「最高の景色を2026 FOR OUR GREATEST STAGE」のロゴ(左)とMIYASHITA PARKのPOP UP STOREに掲出されたパートナー企業・タレント・アスリート・元サッカー日本代表選手などからの寄せ書き(右)

「最高の景色を2026 FOR OUR GREATEST STAGE」のロゴ(左)とMIYASHITA PARKのPOP UP STOREに掲出されたパートナー企業・タレント・アスリート・元サッカー日本代表選手などからの寄せ書き(右)

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