レゴで「一足先」に完成 「過去最多」のサグラダ・ファミリア記念セットを発表

完成に近付きつつあり、今月にはメインタワー「イエスの塔」がお披露目予定の、スペイン・バルセロナで建設中のサグラダ・ファミリア。本物の完成は2035年頃といわれ、100年を超える建設作業の行方に注目が集まっている中、玩具大手のレゴは、サグラダ・ファミリアの建物セットを発表した。現在、予約を受け付けており、11月1日に発売後、順次発送する。価格は、12万9980円。

レゴが発表した建物セット「サグラダ・ファミリア」の完成品

サグラダ・ファミリアの建物セットは、設計者アントニ・ガウディの没後100年を記念した企画。高さ約62cm、幅47cm、奥行き39cmで、使用されるレゴブロックの数は1万2060個と、レゴ史上最多の組み立てセットとなった。また、組み立ての手順も本物の建設作業と同様の順序に忠実に設計されており、基礎となる後陣と地下聖堂からスタートし、ガウディのオリジナルの降誕のファサード、劇的な受難のファサード、壮大な身廊、西側の聖具室、6つの塔へと進み、最終段階では、東側の聖具室と栄光のファサードが取り付けられるようになっているという。

美しいステンドグラスから差し込む光も再現

デザインでは細部にこだわり、ステンドグラス風の窓から差し込む光が特徴的で、大聖堂を照らす独特の動きも再現した。完成後も、あらゆる角度から鑑賞できるような設計になっている。

サグラダ・ファミリアは、ガウディ主導の設計で1882年に着工。1930年代のスペイン内戦で建築図面や模型の多くが破壊され、建設の続行が不可能とされたこともあった。そうした困難を経て建設されたサグラダ・ファミリアでは、6月10日には「イエスの塔」の完成を記念し、ローマ教皇レオ14世が除幕式に参加する予定だ。

こうして多くの人が関わり、140年の歴史を経て完成に近付く歴史的な建物に対し、レゴのアーキテクチャーデザイナーであるロク・ガリン・コービー氏は「私たちの目標は、ガウディのビジョンを最大限に尊重し、大聖堂の建設のリズムや並外れた複雑さと野心を捉え、没入感のある組み立て体験へと昇華させること。史上最大のレゴセットであるだけでなく、世界で最も野心的な建築作品の一つをモデル化したもの」と敬意を表している。

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