長雨が続き、台風が迫る2026年9月。天気のせいでゆううつ、なんだか気持ちが晴れない。そんな日は、美術館やギャラリーへ行ってみてはどうでしょうか。シルバーウィークに見ることができる展覧会をご紹介します。
1 アーティスト毛利悠子の凱旋展、ヴェネチア・ビエンナーレの展示を再構築
第60回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館「Compose」展示風景(2024年)(主催:国際交流基金) 撮影:久家靖秀
横浜美術館では、「毛利悠子 Recompose ― 第60回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館帰国展」が、11月23日まで開催中だ。
毛利悠子氏は1980年神奈川県生まれのアーティスト。磁力や重力などの自然現象をモチーフに、身の回りの日用品や電子回路を組み合わせ、不規則な動きや音を生み出すインスタレーションで世界的に高く評価されている。2024年には「第60回ヴェネチア・ビエンナーレ」の日本館代表作家として選出され、現地で大きな話題を呼んだ。
本展は、そのヴェネチアでの個展を横浜の地で再構築(recompose)する凱旋展。会場では、水漏れに対処する駅員の手作業に着想を得た、日用品による水の循環システム「モレモレ」と、果物が朽ちていく過程の水分変化を音と光に変換する「デコンポジション」の2大シリーズを展示。「水」や「循環」を軸にした作品たちが、五感に心地よく働きかけ、分断の進む世界における「共存」の意味を問いかける。
毛利悠子 Recompose 第60回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館帰国展
会場:横浜美術館 ギャラリー9
会期:開催中、11月23日(月・祝)まで
時間:10:00~18:00(11月21日・22日は20時まで)*入館は閉館の30分前まで
休館日:木曜日(9月24日、11月19日は開館)
観覧料:無料


