第35回「読者が選ぶ・講談社広告賞」(講談社メディア事業局主催)の贈賞式が16日、東京都千代田区の帝国ホテルで開かれた。最高賞の「広告大賞」の選考は出席者の投票を踏まえて贈賞式中に集計され、味の素(男性誌部門)、ソフトバンクモバイル(情報誌・コミック誌・幼児誌部門)、コーセー(女性誌部門)がそれぞれ受賞した。
男性誌部門に選ばれた味の素は、「味の素」「ほんだし」「瀬戸のほんじお」の見開き広告で、「クーリエ・ジャポン」に掲載したもの。「一菜合菜(いっさいがっさい)」をキャッチフレーズに、大根一本でさまざまな料理がつくれ、無駄なく使えることを訴求した。情報誌・コミック誌・幼児誌部門のソフトバンクモバイルは、「断トツの最下位から、つながりやすさNo.1へ。」とのコピーと、一連シリーズの「お父さん」のビジュアルのインパクトが強い広告。女性誌部門のコーセーは「雪肌精 ホワイトBBクリーム」の広告で、女優の新垣結衣の「キュートな美しさが魅力」との評価を得た。
各賞の受賞作は、講談社刊行雑誌の読者から構成されるアドモニターのWeb投票のほか、今回から贈賞式参加者の投票を集計して選ばれた。また、前回までの「男性誌・情報誌部門」が2つに分かれ、3部門となった。
また、「いま最も輝いているキャラクター」を選ぶ「ベストキャラクター賞」には、モデルのローラさんが選ばれた。ローラさんは「とてもうれしい」といつもの“タメ口”でコメントし、会場を沸かせた。
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