【前回コラム】「もはや1人広告代理店!? クリエイターもうならせるキングコング西野さんの企画力(ゲスト:西野亮廣さん)【前編】」はこちら
澤本さんや権八さんから「発想が広告的」と言われる西野さん。その発想はどのような体験から生まれたのか? ホームレス小谷さんや大人のための学校「サーカス」などをプロデュースした経緯から紐解いていく。
今回の登場人物紹介

左から、権八成裕(すぐおわパーソナリティ)、キングコング・西野亮廣、澤本嘉光(すぐおわパーソナリティ)、中村洋基(すぐおわレギュラーゲスト)。
※本記事は10月31日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。
箱根駅伝の白バイは“アレ”に変えるべき!
権八:
西野さんは発想の仕方が広告的だし、人生大喜利みたいなことを言っているじゃないですか。お題を与えられて、自分だったらどう返すかをいつも勝手に考えているんでしょ(笑)?
澤本:
そうか。お題も自分で考えて回答もやってるんだ。僕らはお題を与えられるのに慣れているよね。僕らは広告屋さんなので、お題をもらって、それに対してブーブー言いながら、解決したら、できましたよとちょっと威張ったりして(笑)。
権八:
ソフトバンクの犬のお父さんもね。
西野:
あれ、むっちゃ面白いですよね。最高です。
権八:
そういう風に課題を与えられて返していく、打ち返すみたいなのが僕らの仕事だけど、西野さんは自分で勝手にというか。
西野:
気にならないですか? 例えば、箱根駅伝ってボーっと見ているけど、あの人達ってむっちゃ脚速いんですよ。我々が50メートル走を全力疾走するよりも速いぐらいの。なのに箱根駅伝って、どこの大学が勝ってるとか、今何位で抜いたとか、最終的なタイムでしか語られない。あの人達のそもそもの異常な速さが画面から伝わってこないじゃないですか。
一同:
あぁ~、確かに。
西野:
それがもったいないと思ったんですよ。なんでかなと画面を見ていて、ハッと思ったんです。カメラとランナーの間にちょいちょい白バイのおっさんが映ってるんですけど、まぁ涼しい顔で運転してるんですよ。