独自の手法で実現したデータドリブンクリエイティブ

博報堂アイ・スタジオは、統合的なデジタルマーケティングを提供する企業だ。2014年に、有楽町に拠点を移し、ラボ機能も備えたオフィスを新設。この新しいオフィスから次々と、新しいイノベーションが生まれている。

左より、プロデューサー 横地祐人さん、インタラクティブディレクター 加賀谷淳さん、プロデューサー 小林謙太郎さん。

クライアントのビジネスゴールに貢献するために

企業のブランディング、商品のプロモーション、ECサイトの構築、イベントでのインスタレーション装置など、博報堂アイ・スタジオではデジタルクリエイティブを武器に、戦略から実践まで多岐にわたる仕事を手がけている。

博報堂と連携し、Web戦略を担当する博報堂アイ・スタジオのメルセデス・ベンツチームは、「ただ制作するだけではなく、ビジネスゴールまでを含めて考え、デジタル領域でいかに貢献できるかを考えるチーム」と、プロデューサーの横地祐人さんは語る。「昨年、我々が提案して立ち上げたオウンドメディアでは新車種の説明やブランディング活動の詳細、試乗キャンペーンレポートなどのコンテンツを掲載しています。これらが革新的かと問われるとそうではありませんが、私たちはクライアントが掲げるゴールに対して、何が一番効果的かを真剣に考えて、地道に実行することを大切にしています」(横地さん)。

RIP SLYMEとコラボレーションしたBクラスのスペシャルサイト

そのなかでも最も大きな注目を集めたのは、2015年にカンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルのクリエイティブデータ部門でシルバーを受賞したメルセデス・ベンツ「CROSSWORD TARGETING」だろう。

続きを読むには無料会員登録が必要です。

残り 1532 / 2025 文字

KAIGI IDにログインすると、すべての記事が無料で読み放題となります。

登録に必要な情報は簡単な5項目のみとなります

「AdverTimes. (アドタイ)」の記事はすべて無料です

会員登録により、興味に合った記事や情報をお届けします

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ