子育てに忙しいママ世代を中心に、お役立ち動画を提供する動画メディア「MAMADAYS」は、公開から1年足らずで、月間視聴者数800万UU以上、ファン数50万UUと多くの支持を獲得している。編集長を務めるエブリー 宮下ゆりか氏にその快進撃の理由を聞き、現代のママ市場と、シェアされるコンテンツづくりに迫る。
“1分動画で課題解決 ”こそママが求めていたメディアの形
「MAMADAYS」は『ママの課題解決』をテーマに毎日動画をFacebookやInstagramを中心に配信している。
2016年2月にリリース後、公開から1年足らずで、25〜44歳の既婚女性たちを中心とした約800万UUの月間視聴者と約50万UUのファンに支持される国内最大級のメディアに成長した。
宮下ゆりか(エブリー MAMADAYS 編集長/調理師)
2015年早稲田大学卒業。大学在学中、調理製菓専門学校に通い、調理師免許ならびに食育・ライフスタイル関連資格を多数取得。同年12月エブリー入社、2016年2月「MAMADAYS」編集長に就任し、幼少期より掲げていた”ママの幸せ”を実現するべく、ファミリー&ライフスタイル動画メディア立ち上げに従事。
2015年早稲田大学卒業。大学在学中、調理製菓専門学校に通い、調理師免許ならびに食育・ライフスタイル関連資格を多数取得。同年12月エブリー入社、2016年2月「MAMADAYS」編集長に就任し、幼少期より掲げていた”ママの幸せ”を実現するべく、ファミリー&ライフスタイル動画メディア立ち上げに従事。
編集長である宮下ゆりか氏は、「ママの課題解決の手段はあればあるほど良い」という。言葉でのコミュニケーションが行えない乳幼児との生活において、家事や育児でぶつかる課題は思わぬことが多い。状況や環境によって適した解決策は異なるので、多様な手段を持っていることで救われるシーンが多いという。
現代のママは、核家族化によって、家事や育児にまつわる課題解決策が手持ちに少ないことに苦悩しているという。
核家族化以前は、親や祖父母が家事や育児の知恵を伝えてくれるので、ママに蓄積される課題解決策は自然と多かった。さらに、雑誌・テレビ離れの深刻化も、手持ちの課題解決策が少なくなったことに影響しているという。
かつてはママにとっての雑誌・テレビの役割とは、解決できないと諦めていた悩みを改めて顕在化させることや、知らなかった解決策の発見を与えることだった。