およそ半数以上の主婦が使用経験を持つ、ジッパーバッグと保存容器のブランド「ジップロック」。近年では食品の冷凍保存以外の活用方法を訴求し、若年層に販路を広げている。その一環として取り組んでいる、「MAMADAYS」の動画広告利用について、旭化成ホームプロダクツ マーケティング部 商品企画グループの小永井里美氏、エブリーで「MAMADAYS」の編集長を務める宮下ゆりか氏に、話を聞いた。
雑誌もテレビも見ない若年主婦層にアプローチするには

小永井:
サランラップを中心にキッチン用日用品の販売を行っている旭化成ホームプロダクツは、アメリカのSCジョンソン社から販売権を得て約20年前からジップロックを扱っています。当初はさまざまな使用法を検討していたものの、食品の冷凍保存に最も需要があることがわかり、市場に根付くまでは食品保存に適した商品として広告を展開していました。
それが功を奏し、ブランドは大きく成長。次のステップとして食品保存以外の活用方法を訴求することになりました。そのターゲットとしてマーケティング部が注目したのが若年主婦層です。
結婚後、早い段階からロイヤルユーザーになっていただければ、長期的に商品をご愛用いただき、ともに成長していくことができます。そこで、Web媒体を中心に効果的なアプローチ方法を模索していたところ、「MAMADAYS」の動画広告に出会いました。
宮下:
「MAMADAYS」はマス広告が届きにくい若年主婦層にリーチできる最適なメディアです。昨今は特に仕事と家事を両立している主婦が多く、多忙な日々を過ごしています。ゆっくりと雑誌を読む時間もなければ、落ち着いてテレビを見る余裕もありません。