
ビッグローブが、クラウド型Webサイト制作ツール「Feather cloud」を本格的にサービスインした。インターネットにアクセスできる環境があれば、資料作成のような感覚でWebサイトをデザインできる。
30年間、ネットを支えた企業のWebサイト制作ツール
インターネットが流行語に選ばれて22年。「調べたいことがあれば、ネットで検索する」のも、いまや若い世代だけの習慣ではない。ニュースをきっかけに知った企業について、「どんな会社だろう?」とネットに情報を求めた経験のある人は少なくないだろう。
しかし、自分の会社のWebサイトになると、つい後回しになることもあるようだ。そこで味方となるのが、ネットで簡単にWebサイトをデザインできるセルフサービス型のWebサイト制作ツールだ。
ビッグローブのクラウド型Webサイト制作ツール「Feather cloud」もその有力な候補となるサービスだ。
企業サイト

飲食店サイト

Eコマースサイト
同社は1986年にスタートしたパソコン通信「PC-VAN」から数え、昨年30周年を迎えたばかり。日本のネットをずっと支えてきた企業らしく、「Feather cloud」も、FAQ、メール、電話などサポート体制が充実しているのが特徴だ。無料の試用期間中でも利用できる。
「インターネットでお困りなことはぜんぶ見てきました」(法人サービス事業部の大久保努マネージャー)との言葉が力強い。
「Feather cloud」は、Webサイトの構造を記述するHTMLなどの知識がなくても、ふだんの仕事の資料を作るような感覚で、テンプレートをもとにデザインしたり更新したりできるツールだ。スマートフォンでの閲覧にも対応している。ネット上の「住所」にあたるドメインの設定も可能だ。