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福島「ふたば未来学園」開校から卒業までの3年間を記録した写真展、東京で開催

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「前例なき環境には前例なき教育を」のスピリッツのもと、2015年、福島県広野町に生まれた高校「福島県立ふたば未来学園」。今春卒業した140名の第1期生を開校から卒業まで撮影した「福島県立ふたば未来学園 3年間の記録写真展」が、6月9日から3331アーツ千代田で始まる。

演劇部 いわき公演

同校は、2011年の東日本大震災によって避難を余儀なくされた子供たちの教育の場として、町村の垣根を越え、休校となるサテライト校の伝統を受け継ぐ形で開校。海外への視野を拡げ、発信していくための留学制度や、生徒主導で誕生した演劇部が、東京公演を果たしたり、社会起業部が風評被害に対しての正確なデータを全国に発信するなど、意欲的に「前例のない」活動を続けてきた。また、小泉進次郎氏を筆頭に、秋元康氏、平田オリザ氏、箭内道彦氏など、未来応援団の特別講師陣も話題になった。

写真展を企画したのは、クリエイティブディレクター 佐々木宏氏とアートディレクター 浜辺明弘氏、そして写真家 大森博氏である。佐々木氏は未来応援団に参加、浜辺氏と共に同校の校章をデザインしている。

「卒業式の日も、体育館背面全面をギャラリー化して、皆さんに見ていただいたのですが、やはり、さらにいろんな方々に見ていただいて、この学校の存在を知っていただくこと、今の福島を知っていただくことが、写真を撮り続けてきた意味があるのではないか。そして、何よりもこの学校に関わっている方々へのエールになるのではないか」(浜辺氏)と考え、東京での展示を企画した。

本展では、250点以上の写真他、3年間の学校に関する新聞記録、特別応援講師が、開校時にこの学校への思いを語った映像、演劇部の映像なども展示される。
初日となる6月9日17時から、卒業生、副校長、撮影をした大森博氏他を迎えて、佐々木宏氏の司会のもと、トークショーが開催される。

演劇部 東京公演

登校風景

双来祭 祭の力

富岡 ふたば未来 合同女子サッカー部

※スペシャルゲスト トークショー

6月9日(土) 17時~
【ゲスト】卒業生、副校長、大森博他  【司会】佐々木宏

福島県立ふたば未来学園 3年間の記録写真展

日時: 6月9日(土) 〜 17日(日) 12時〜 19時
会場:3331 アーツ千代田 1F メインギャラリー

企画:佐々木宏ジム所、WATCH
写真:大森博
協力:ギーク・ピクチュアズ、多田美術、3331アーツ千代田、福島県立ふたば未来学園高等学校