※本記事は株式会社マスメディアンの『advanced by massmedian』に掲載された記事を表示しています。
“奇跡”の対談が実現!
ラジオ局の垣根を越え、実現した今回の2人の対談。吉田さんと初対面のハヤカワさんは、「“ラジオの神”と言いつつもすごいオタクだと聞き、一方的に親近感が湧いています」と笑顔を見せます。一方、吉田さんは高校時代からコミケ通いをしているだけあって「ハヤカワさんが生まれる前からオタクです!」と誇らしげ。
吉田さんと言えば、自身がパーソナリティをつとめるラジオ番組「ミューコミプラス」で、“一翔剣”なる架空のキャラクターでVTuberとして活躍の場を広げています。「VTuberの印象が強い」と言うハヤカワさんがVTuberを始めた理由を問うと、吉田さんは「流行りそうだから」とキッパリ。
イベント司会でVTuberたちと接する機会が多かったそうで「人気のあるVTuberの子たちって、みんな面白いんです。“もしかして……”と思ったのが、映像のことを忘れると、VTuberがやっていることって、かなり“ラジオ”なんですよ」との気づきについて触れます。
ハヤカワさんは「確かに! (VTuberの映像を)音声だけで聴くこともある」と同調。吉田さんは、美少年のVTuberとして擬人化することで「ラジオをもっと聴いてもらえるのでは」という思いが芽生えたそうです。
若者はラジオ機器に触れる機会がかなり少なくなった現代とあって、ラジオはもっぱらradikoで聴いているというハヤカワさんは、「ラジオに抵抗がある若い世代も、VTuberになるだけで普通に観られますよね」と話します。
インターネットの普及やデジタル化を顕著に肌で感じていた吉田さんは、あるディレクターから「ラジオは、ありとあらゆるものと組める“特殊媒体”だ」と聞かされたとか。
映画や本の世界観をラジオで表現したり、アーティストやアニメと組んでみたり、なんでもできると吉田さん。さらには、「ラジオをやっているのなら、やれることをやらないのは損じゃないかとずっと思っている」と熱弁します。
