「リアル脱出ゲーム」生みの親が語る、ゲームづくりの“コツ”とは?

※本記事は株式会社マスメディアンの『advanced by massmedian』に掲載された記事を表示しています。

ファッションデザイナー、起業家、インフルエンサーなどマルチに活躍するハヤカワ五味さんがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「マスメディアン 妄想の泉」。この番組では、さまざまなフィールドで活躍する起業家やクリエイター、アーティストをゲストに迎え、未来を面白くするヒントを“妄想しながら”探っていきます。8月24日(土)の放送は、前回に引き続き、体験型ゲームイベント「リアル脱出ゲーム」などを手がける株式会社SCRAP代表取締役・加藤隆生さんが登場。加藤さんの“妄想力”に迫りました。

左から ハヤカワ五味さん、加藤隆生さん

“地図が書き換わる概念”がある

ハヤカワさんから「最近やってみて面白かったゲーム」を尋ねられた加藤さんは、協力型アクションパズルゲーム「PICO PARK」を挙げます。最大8人で遊べるため、社員の送別会でやってみたところ、とても面白かったそうで「スーパーマリオシリーズみたいに、ひたすら右にスクロールするゲームなんですけど、細かなアイデアが満載で素晴らしかった」と絶賛。

続けて、加藤さんは「僕らがゲームをつくるときに“コツ”としていることが1つある」と言い、「“地図が書き換わる概念”がある」と話します。

「例えば、ゲームの舞台が“ラーメン屋”だったとします。食後に財布がないことに気付いた主人公が、“謝って許してもらう”という手もある。けど、ゲーム的に“こっそり脱出しよう”ってなったとき、急にそのラーメン屋さんの地図が書き換わる。店員はどこにいて、通路はここだから“トイレに行くふりをして帰るのは無理か……”とか。そんな感じで、戦略性が生まれてくるんです」と語ります。

続けて「これとこれに気づくことができれば、別のルートを発見することができて……みたいに考えることができる。日常のなかに、ゲームのヒントが山ほどあるなって。毎日そんなことを思いながら暮らしている」と明かします。

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