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「チューインガム市場全体を盛り上げる動画を」/BOVA2020(日本チューインガム協会)

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ブレーンが主催するオンライン動画のコンテスト「BOVA2020」では、1月23日まで作品を募集している。プロ・アマ問わず、協賛企業が出題した課題への自主制作作品を対象とする「一般公募部門」では、10月16日、23日、30日の3日間、協賛企業からのオリエンテーションを実施した。ここでは、そのダイジェストを紹介します。今回は、日本チューインガム協会からの課題「思わずガムを噛みたくなってしまう動画」についてです。

 

現代人に噛む大切さを伝えたい

日本チューインガム協会(通称:ガム協)は、ガムの製造や販売に関わるメーカーにより構成される業界団体です。江崎グリコ、クラシエ フーズ、コリス、明治、モンデリーズ・ジャパン、ロッテ、丸川製菓などを含む18社から成ります。

日本では平安の頃から、元旦と6月1日は「歯固めの日」と呼ばれ、固いお餅を食べて皆が健やかに元気に暮らせるよう家族の長寿、健康を祈る習慣がありました。当時の社会では「噛む」ことは「長寿に大切な条件」とされていたのです。近年の食生活の変化から、現代人の咀嚼力は非常に弱くなったと言われていますが、当協会では噛むことの大切さを、改めて伝えたいと考えています。

今回の動画での目的とするのは、「ひとりでも多くの方にガムを楽しんでいただくこと」。動画を見た人が、「ガムが食べたくなった」「ガムを噛んでみようかな」とふと思ってしまう動画を募集します。

チューインガム市場を取り巻く環境を越えるきっかけに

2018年の日本のガム市場は、約970億円。前年比は96%でした。市場はやや縮小傾向にありますが、粒状のガムをはじめ、お子さま向けのガム(おもちゃやキャラクターデザインのガム)、フーセンガム(前年比が108%)の売り上げが伸び、明るい兆しも見えています。

ガムの競合として考えられるのは、食品とは限りません。例えば、食後に口をすっきりさせたいと感じた人には、コーヒーやお茶、ペットボトル飲料、歯磨きなどの選択肢があり、ライバルは多岐にわたります。

ガムを噛むことへの「社会的な壁」もあります。日本では職場の打ち合わせ中や学校内でガムを噛むことが「マナー違反」とされることがあったり、「捨てるのが面倒」あるいは「健康を害しそう」という印象を持っている方もいるでしょう。

今回の動画をこれらの壁を越えるきっかけとし、もっとガムを噛みやすい社会を創出し、チューインガム市場全体を盛り上げていきたいと我々は考えます。

さいごに、動画制作の際には、以下の3つの事項に注意して下さい。

・ガム製品のパッケージの露出は必須ではありません。もし、動画に入れる場合には特定企業の宣伝・PRに見えることを避けるため、複数社の製品をご使用してください。

・「薬機法」への抵触を避けるため、ガムを噛むことによる機能・効能を標ぼうする表現を含める場合には、特定のガム製品を入れないでください。

・自由に作成していただくため、チューインガム協会のロゴも必須ではありません。使用する場合はBOVAの公式サイトからダウンロードしてください。

上記を念頭に置いていただき、子どもの遊び場や職場、スポーツシーン、通勤電車など、ガムを噛むのに適したシーンやターゲットを設定して制作をお願いします。制作していただいた動画は、来春リニューアルをする「ガム協」公式Webサイトにてご紹介予定です。そのほか、2020年6月1日「ガムの日」に合わせたキャンペーン企画での活用も検討しています。たくさんのご応募をお待ちしています。

BOVA2020一般公募部門の詳細・ご応募はこちらから