ONE MEDIA明石ガクト×newn中川綾太郎が妄想する“30年後の世界”

※本記事は株式会社マスメディアンの『advanced by massmedian』に掲載された記事を表示しています。

ファッションデザイナー、起業家、インフルエンサーなどマルチに活躍するハヤカワ五味さんがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「マスメディアン 妄想の泉」。この番組では、さまざまなフィールドで活躍する起業家やクリエイター、アーティストをゲストに迎え、未来を面白くするヒントを“妄想しながら”探っていきます。12月28日(土)の放送は、前回に引き続き、12月16日(月)に行われた公開収録「妄想の泉~公開妄想イベント第二弾~」の後編をお届け。動画クリエイターのためのメディアカンパニーONE MEDIAの創業者・明石ガクトさんと、音声プラットフォームなどを手がけるnewn代表でさらに個人投資家でもある“あやたん”こと中川綾太郎さんをゲストに迎え、未来について妄想トークを繰り広げました。

左から、ハヤカワ五味さん、明石ガクトさん、中川綾太郎さん

“5G時代”到来で何が変わる?

ハヤカワさんがまず尋ねたのは、来たる“5G(第5世代移動通信システム)時代”について。明石さんは、開口一番「通信がめちゃめちゃ速くなる」と述べたうえで「その意味合いを何GB(ギガバイト)もの情報が一瞬で転送できるとか、そういう軸で捉えるのはちょっと違う」と言います。

「例えば、KDDIが『渋谷の街を重点地域として5Gを導入します』といった具合に、エリアは限られるので日本全国一気にそうなるわけではない」と補足。とはいえ、「5Gが導入されたエリアは、レスポンスがものすごく速いので、ライブ配信などで、ほとんどタイムラグのない状態で提供できるようになる。5Gによってレスポンスがスムーズになることで、違うコンテンツがつくれそう」と明石さん。

また、動画コンテンツには「インフォメーション、コミュニケーション、IPの3つの価値がある」と言います。「いままでの動画は、『なるほど』とか『面白い』など“インフォメーション”を受け取るものが中心。動画配信などを観ながら、双方向でコメントし合う“コミュニケーション”の価値はまだまだの部分があったけど、5Gが導入されることによって満たされるようになる。“IP”とは、Netflixなどで流れているような、つくり込まれた映画やアニメ、情報価値のあるブランド、コンテンツ。いまは単純に配信されているものを観ているだけだけど、何十人、何百人の人がインタラクティブに参加するIPコンテンツとかが出てくるかもしれない」と語ります。

続きを読むには無料会員登録が必要です。

残り 1055 / 1682 文字

KAIGI IDにログインすると、すべての記事が無料で読み放題となります。

登録に必要な情報は簡単な5項目のみとなります

「AdverTimes. (アドタイ)」の記事はすべて無料です

会員登録により、興味に合った記事や情報をお届けします

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ