本田技研工業は2月13日より、「Hondaウエルカムプラザ青山」(東京・港)で体験型イベント「ここちよさ展」を開催している。
本展は「4つのここちよさ」を提案する新型FITの発売に合わせ、消費者との接点創出や訴求点の理解促進を目的とした企画。会場では「聴覚」「視覚」「嗅覚」「触覚」の4つの感覚それぞれにおいて、体験者が「ここちよく」感じるものを選択。同社独自のシステムにより、体験者が今感じている気分を診断できる。
オープニングイベントにおいて、本田技研工業 ブランド・コミュニケーション本部 広報部 坂実沙子氏は「新型FITの開発責任者より、当社が長年商品・技術開発のために重視してきた『人の研究』と、『さわりごこち』に注力した、という話がありました。人の研究の一環として行った『潜在ニーズ調査』をお客さまにも体感してもらうことで、普段車にあまり関心のない方にも興味を持っていただくべく、本展を実施しました。潜在ニーズ調査を行うことで、普段言語化できていないお客さまのニーズを知っていただき、楽しんでいただければと考えています」と話す。
また本田技術研究所 オートモビルセンター 新型FIT CMFデザイナー 落合愛弓さんは「これまでのFITは機能価値を追求してきましたが、新型FITではそこから『ここちよさ』という感性価値にシフトしようとしています。今回の展示は来場者の方々に主役になっていただき、ご自身のニーズを可視化することで『ここちよさ』を体感していただければ幸いです」とコメントした。
「Hondaウエルカムプラザ青山」は1月18日にリニューアルオープン。「誰でも気軽に立ち寄れる憩いの場」をコンセプトに掲げ、MILES Honda Caféやグッズショップ、授乳室を併設している。「ここちよさ展」は2月29日まで。
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