糸井重里の仕事術「“僕たちがやりたかったこと”に変換できるかが大事」

※本記事は株式会社マスメディアンの『advanced by massmedian』に掲載された記事を表示しています。

ファッションデザイナー、起業家、インフルエンサーなどマルチに活躍するハヤカワ五味さんがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「マスメディアン 妄想の泉」。この番組では、さまざまなフィールドで活躍する起業家やクリエイター、アーティストをゲストに迎え、未来を面白くするヒントを“妄想しながら”探っていきます。3月21日(土)の放送は、前回に引き続き、「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰の糸井重里さんが登場。女性リスナーから寄せられた質問に答えました。

「休みのクリエイティブが必要」

<リスナーからのメッセージ>

「ほぼ日(※ほぼ日刊イトイ新聞の略称)の『2月29日は、さぼる日。』が好きです。自分だったらどんなさぼり方をしようかな、と妄想するのが楽しいです。お2人なら、どんなさぼり方をしますか?」

1998年に、ほぼ日を開設して以降、糸井さんは「休みの“クリエイティブ”が必要だ」とずっと提唱してきたそう。というのも「(みんなは)“どう休むか”について、誰かが考えたものに乗せてもらうことしか考えていない」と指摘します。

糸井さんは、趣味の1つである“釣り”を通じて、「どう休むかは、“どう働くのか”と同じくらい一生懸命に考えないといけない」と実感したそう。「(人から)『休め』と言われてでもいいから、自分を解放して“休むこと”を一生懸命やってみたくて、うるう年のさぼる日を始めた」と着想について語ります。

また、「みんなの“休み”って暇つぶしにしかならないんだよ。“何時間寝られるかやってみよう”ってやるのは(“休み”であって)暇つぶしではない。どうやろうと(創意工夫して)、面白い限りは“休み”。それが楽しくなかったら“休みのクリエイティブ”としてはボツなの。休みをいい時間にすることが、いい人生にする大元ですよね」と話します。

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