電通社内の十数人のクリエイターをコアメンバーとした組織「汐留イノベーションスタジオ(Shiodome Innovation Studio、通称SIS)」による展覧会が、29日から六本木のアクシスギャラリーで開催される。
SISは、電通社内で2010年に発足。同社のクリエイターが持つコミュニケーションのスキルを活用し、今と未来をハッピーにするような新たなプロダクトやサービスを開発する目的で活動している。今回の展覧会「むすぶしくみ展2011-出会わなければ、生まれなかったもの-」では、学校やNPO、アーティスト、地域プロデューサー、ベンチャー企業などとコラボレーションして開発されたプロジェクトが展示される。
パパイヤ鈴木と開発した、ダンスを学ぶオリジナルメソッド「カズフミくん」は、来年度から中学校の必修科目になるダンスを、遊びながら楽しく学べるように開発されたもの。ほかにも、奈良県吉野の森の端材や間伐材から作った父子で遊べるおもちゃ「Papaco Yoshino」、ソーシャルに関連するテーマの絵本を購入すると売上げの一部がNPOにドネーションとして寄付される「ぷちドネ文庫」など、多彩な外部プレイヤーと広告クリエイターによる6つのセッショッンの成果を見ることができる。
「むすぶしくみ展2011-出会わなければ、生まれなかったもの-」
期間:9月29日(木) ~ 30日(金)
時間:11:00~20:00
会場:シンポジア(AXISビル B1F)
協力:Dentsu Creative X・NISSHO・多摩美術大学・金沢美術工芸大学
入場無料
http://www.sis-web.jp/about/musubu/musubu-4.html
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