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テーマは「THE 普遍」、小栗・火野親子の演技が光る「Maker’s Mark」CM

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サントリースピリッツのクラフトウイスキー「Maker’s Mark」は、2018年より小栗旬さんを起用したCMを開始。今年は「父の日」に合わせて、新CM「父の日」篇60秒を公開。また、「父の日」の前日となる6月20日に新聞広告15段を出稿した。

CMは、小栗さん演じる息子が実家に帰ったシーンから始まる。「父の日」の贈り物として小栗さんが「Maker’s Mark」を贈ると、「めったに出さないお気に入りのグラスを出してきてくれた」父(火野正平さん)。グラスを手に「うまい?」と聞く息子に、父は「お前も、息子にウイスキーをもらったらわかるよ」。グラスを交わしながら、2人のゆっくりとした時間が流れて行く。

 

「花でも、ネクタイでもなく、ウイスキーを贈る。それは、コミュニケーションを贈るということ。モノや、コトではなく、一緒に語らうトキを贈るということ。父と子という特別な、少し照れ臭い関係の中で、お父さんが贈られて一番嬉しいのは、やっぱり「時間」だと思います」と、企画を手がけたSIXクリエイティブディレクター 野添剛士さん。

このCMのコンセプトは、そんなある種の「THE 普遍」だ。

「表現は、歌詞なども同じですが、時に「普遍」の上に乗るからこそ、見る人の想像力を信じて描くことができる。このCMの見る人の想像力を信じた台詞まわしは、そんな計算と、サントリーさんが長年のウイスキー・コミュニケーションで紡ぎ続けてきた価値観の土台、小栗さん、火野さんの素晴らしい演技を引き出してくれた監督の技と、そんないくつもの要素の上で成り立っています。結果として、メーカーズマークの味感のような心地よい余韻が残る表現になったのではないでしょうか」

新聞広告は父の日の前日、20日土曜日に出稿した。新聞広告と通底するコンセプトを持ちつつも、コロナ禍で迎える父の日に合わせたメッセージとして、企画したという。キャッチフレーズは「乾杯しよう、はなれてたって。」。

「緊急事態宣言中、宣言が開けることが決定した時と、微妙に変わっていく世の中の空気の変化を感じながらチームとサントリーさんで話をし、コピーライターがなんども書き直し完成しました」。

CMオンエア後、SNSでは小栗さんや火野さんの演技やCMの世界観を称賛する声と共に、自分の父親との思い出を綴る人も多く見られた。

スタッフリスト

 

共通(CM、グラフィック)

企画制作
博報堂+SIX+ノーチラス号
CD
高上晋、野添剛士
AD
田中竜介
C
板東睦実
AE
武田章宏、伊藤俊介、三宅布司弥、山下源太、増田アトム

 

CM

企画制作
TUGBOAT3+東北新社
企画
小島曜、倉光徹治、陶国直孝
PR
大村崇也、松井温
PM
野澤伊万里
演出
関根光才
撮影
重森豊太郎
照明
中須岳士
美術
佐々木尚
シズル
五月女則子
CRD
下河原阿理
ST
二村毅(小栗)、Yoppy(火野)
HM
Chika KIMURA(小栗)、常盤美帆(火野)
CAS
福嶋裕一郎(小栗)、元川益暢(火野)
編集
本田吉孝(オフライン)、木村仁(オンライン)
ミキサー
久道崇
カラリスト
長谷川将広
音楽
山田勝也
出演
小栗旬、火野正平

 

新聞

企画制作
アマナ
C
松田綾乃
D
高橋加奈
PR
月岡淳子、仁禮拓也
撮影
又来純
シズル
三井春樹
レタッチ
大井一葉

ecd:エグゼクティブクリエイティブディレクター/cd:クリエイティブディレクター/ad:アートディレクター/企画:プランナー/c:コピーライター/d:デザイナー/演出:ディレクター/td:テクニカルディレクター/flash:flash制作/me:マークアップ・エンジニア/pgr:プログラマー/epr:エグゼクティブプロデューサー/pr:プロデューサー/pm:プロダクションマネージャー/ap:アカウントプランナー/ma:録音/st:スタイリスト/hm:ヘアメイク/crd:コーディネーター/i:イラストレーター/cas:キャスティング/ae:アカウントエグゼクティブ(営業)/na:ナレーター