※本記事は株式会社マスメディアンの『advanced by massmedian』に掲載された記事を表示しています。
副業のポイントは、職業同士の「掛け合わせ」
2人は“親友”という間柄とあって、ざっくばらんな雰囲気でトークを展開。そもそもの出会いは、動画配信サービス「ABEMA」内で放送されている報道リアリティーショー「ABEMA Prime」での共演がきっかけで、プライベートでも遊ぶようになったのだそう。
池澤さんは、「東宝シンデレラオーディション」を機に芸能界入りし、デビュー時は女優として活動。「ラフ ROUGH」や「デトロイト・メタル・シティ」などの映画に出演するも、「現在、女優は廃業中(苦笑)。あまりに演技の才能がなさすぎて……最近はタレントとして活動しています」。
現在はタレント活動の傍ら、フリーランスのソフトウェアエンジニアとしての顔も持つ池澤さん。二足の草鞋(わらじ)を履くようになったのは、「タレントとして売れていたわけではなかったから。時間の余裕はすごくあるんだけど、お金が全然ない状態だった」と話します。
仕事柄、オーディションが急に飛び込んできたり時間が不規則だったりするため、定時のアルバイトを掛け持ちするのは難しく「学生時代、パソコン1台で旅先でも仕事をやろうという働き方“ノマドワーク”という単語が流行っていて。そこで取り上げられていたのが、ライター、プログラマー、Web制作だったので、Web制作の勉強をしていた」と当時を振り返ります。
現在の働き方について、「副業は、その職業同士の相性がある」と言います。というのも、「私の場合、タレントという職業はどこか(の現場)に行って、その場を頑張ればいい。一方、エンジニアはプライベートの時間を使って、開発を進めたり勉強したりしなければいけない」と、正反対の職業だったことが功を奏したそう。
「どっちも勉強しないといけなくて時間の際限がない職業だと、ストレスがすごく溜まっていたと思う。(仕事の相性や特性は)けっこう重要で、“掛け合わせ”がうまくいくと唯一無二の仕事ができるかも」と実感を語ります。
