渋谷未来デザイン、渋谷区観光協会、KDDIを中心とする参画企業で組成する「バーチャルハロウィーン実行委員会」は、10月26日から「バーチャル渋谷 au 5G ハロウィーンフェス」を開催している。長谷部健 渋谷区長も22日の会見で、新型コロナウイルス感染症の影響や予防の観点から、来訪の自粛を要請し、オンラインイベントへの参加を呼びかけた。
「バーチャル渋谷 au 5G ハロウィーンフェス」は、プラットフォーム「cluster」上のオンライン空間「バーチャル渋谷」(渋谷区公認)を起点に行われるイベント。きゃりーぱみゅぱみゅのミニライブ(26日から28日に延期)、Netflixオリジナルアニメシリーズの上映、お笑いコンビ和牛のライブなどさまざまなコンテンツが用意されている。
優勝者には商品券がプレゼントされる「バーチャル仮装コンテスト」やバーチャル渋谷の隠れキャラを見つけると抽選でクリスピー・クリーム・ドーナツのドーナツ無料券が当たる「トリック・オア・トリート ハント」など、バーチャルで体験が完結しないイベントも実施中だ。
バーチャル渋谷は、5月19日にオープンした渋谷の街を再現した仮想世界。PC、スマートフォン、VRデバイスでアクセスし、アバターを使って渋谷の街を自由に動き回りながら、ほかの参加者と同じ空間でコミュニケーションを取ることができるプラットフォームである。
また、ハロウィン当日、渋谷周辺では仮設トイレや着替えスペースの設置をやめることを決定。スクランブル交差点付近の車両の通行止めも実施しない方向で、警視庁と調整中だという。
月刊『ブレーン』10月号では、「バーチャル渋谷」に関する渋谷未来デザイン 理事/事務局次長 長田新子氏、クラスター 執行役員 成田暁彦氏、ジオメトリー・オグルヴィ・ジャパン クリエイティブディレクター 有川泰志氏への取材記事を掲載しています。
月刊『ブレーン』10月号記事「バーチャル空間を通して未来の自治体の在り方を模索する」はこちら
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