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「JAGDA 国際学生ポスターアワード 2020」、世界23の国と地域から選ばれた作品を展示

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日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)は、11月25日より国立新美術館にて「JAGDA 国際学生ポスターアワード 2020」作品展を開催する。

本アワードは、国内外の優れた若い才能の発見と顕彰、そしてグラフィックデザインの発展と進化を目的に創設されたもの。ポスターの持つビジュアルコミュニケーションの力による国境を超えた相互理解と交流を目指し、前身のJAGDA 学生グランプリを2019年に国際化した。

2020年度のテーマは、「Money」。コロナ禍の中、世界23の国と地域から1980作品が集まった。審査委員長 佐藤卓氏をはじめ、上西祐理氏、中村至男氏、水野学氏、ステファン・サグマイスター氏、チ・メイ・チャン氏、テセウス・チャン氏が審査にあたった。審査は当初予定していた方法と回数を変更し、オンラインで5回実施。応募の中から入賞25作品、入選205作品が選出された。

グランプリに選ばれたのは、チョウ,ブンキンさん(多摩美術大学)の若い人を値踏みする社会を風刺している作品「Don’t put a price tag on me」。2枚のイラストの対比と悩む若者の独特な表情、そして、ダイナミックな構図に対して繊細に描かれた目の対比などが実に見事と、審査員に評価された。

本展では、入賞・入選作品、および審査員作品が展示される。

グランプリ受賞作品

チョウ,ブンキン(多摩美術大学)「Don’t put a price tag on me」

金賞受賞作品

高田康平(長岡造形大学)「distance」

金賞受賞作品

豊浦小百合(多摩美術大学)「経験は財産」

JAGDA国際学生ポスターアワード2020

会期:11月25日(水)~12月7日(月)*12月1日(火)休館
会場:国立新美術館 1F 展示室1C(入場無料)

ポスターデザイン:居山浩二