札幌コピーライターズクラブは6月12と13日、「SCC賞2021」の公開オンライン審査会を実施した。昨年は審査会を延期したため、今回は2年分の作品が審査対象。審査委員長をインプロバイド 池端宏介氏、特別審査員を照井晶博氏が務めた。
同日、入賞作を発表。最高賞は池端氏の、JR貨物北海道支社の新聞広告シリーズに贈られた。
池端氏は前回のSCC賞2019でも、北見藤高等学校のポスターシリーズで最高賞を、JR貨物北海道支社の新聞広告他シリーズ「正月気分が抜けない。」で準最高賞を受賞している。2年連続での最高賞の受賞となった。
照井氏は「池端さん、遠藤さん、鈴木さん強すぎ問題をSCCのみなさんが今後どうしていくのか。札幌生まれのひとりとして注目しています」とコメント。
また池端氏は「コロナという環境をどう広告的表現に活かすか。“うっちゃり感”のある仕事も目立った。準最高賞『スーハーセール』がその代表例、象徴。札幌以外の旭川、帯広、釧路の制作者が目立っている。むしろ地域の方が“らしさ”を際立たせやすいのでもっと地域クリエイターが出てくると思う。また新人賞は7人と充実していた。今後どんどん打席に立ってほしい」と今年度の結果を振り返った。







