ダイバーシティ&インクルージョンに関する様々な課題へのソリューションを提案する電通ダイバーシティ・ラボが、今年6月に『LGBTQ+について「知る」「考える」「行動する」アライアクションガイド』を作成。転用可能なデジタルブックとして、Webでの無償提供を開始した。
本ガイドブックでは、LGBTQ+に関する取り組みにおいて重要である「アライ」の存在に着目している。アライとは、LGBTQ+のことを理解し、支援のために行動するLGBTQ+フレンドリーな人。英語の「ally(同盟、支援)」が語源だ。
「2011年の設立以来、電通ダイバーシティ・ラボのLGBTQ+に関する取り組みの全てがアライ・マインドによるものであり、セミナーやソリューションを提供する際には「アライ」という言葉と概念について説明し、理解を求めてきました。
特に「アライ」という言葉自体を対外的に使用しはじめたのは、2016年です。その年の「東京レインボープライド」(日本最大級のLGBTQ+の祭典)に、『GET!A-License(アライセンス)!』という企画ブースを出展。今回のガイドブックの基となる『ALLY HANDBOOK(アライ・ハンドブック)』をブースで配布し、大きな反響がありました」と、本ガイドブックの編集メンバーである電通関西支社クリエーティブ・ディレクター 増山晶さん。
