ニュース性で「木下優樹菜補完計画」始動
私がまだ博報堂の新人プランナーであった時、某地下鉄のCMに出演するタレントさんをオーディションしたことがあります。
そのときには、まだ木下優樹菜さんは有名ではありませんでしたが、可愛げのあるヤンキー感と、六本木の夜の蝶のような……いや、抜群に魅力的だった木下さんに心をつかまれ、決定はしなかったものの、熱烈にキャスティングに推した覚えがあります。
そのときから密かに私は木下さんのファンであります。そして年月を経た今、様々な経緯はあったものの、二児のママでそれなりに頑張っているのに、全国民から叩かれんばかりの木下優樹菜さんの状況をみるのはいたたまれず、なんとかしたいと切に思うのです。
本企画は、一見どうしようもない状況や、誰も興味を持たなさそうなことをニュース性のチカラを使って魅力的になるよう、勝手にテコ入れする企画です。誰から頼まれたわけでもないですが、もし私が木下さんのリブランディング担当者であったなら!こんな「木下優樹菜補完計画」を遂行するに違いありません。
テコ入れの前に必要な“禊(みそぎ)”と“ダウンタイム”
博報堂のPRディレクターだった頃、企業の謝罪会見のプロデュースというのを何度かしたことがあります。ちなみに某政党のマニフェストの草稿を作ったこともあります。広告代理店というのはCIAのようなところだと驚いたものです。
