2025年日本国際博覧会協会は3月2日、大阪・関西万博公式キャラクターデザインの最終候補作品を発表した。
参考:
大阪・関西万博公式キャラクターデザインを一般公募、選考委員会の座長は原研哉氏
2021年11月1日から12月1日までの募集期間に集まった応募総数は1898作品。形式要件確認を経て1785作品が審査対象となり、デザイン審査で10作品が選出され、選考委員会で最終候補として3作品に絞られた。知的財産関連調査を経て今回の発表に至った。
原研哉氏が座長を務める選考委員会では、「ロゴマークやコンセプトとの親和性や協調性」が重視され、ロゴマークとキャラクターとが一体となりその相乗効果で大阪・関西万博の面白さを伝えていけるか、が議論された。
今後は3月10日17時まで、一般意見の募集期間が設けられる。
やはがきの郵送、
などで広く募集するほか、SNSやポスターなどでも広く告知していく。
そこで集まった意見を元に、先行委員会で最終選考を実施予定。
結果については、「早ければ3月下旬以降に発表する」(2025年日本国際博覧会協会 事務総長 石毛博行氏)としている。なおキャラクターの名称については別途選考予定。
各候補の制作意図、特徴、ロゴマークとの関係性は下記の通り。
〈候補A〉
制作意図
何だ?ヘンテコな生きもの。気になって、描きたくなって、描いてみたら簡単に描けちゃった♪小さい子供たちには少し難しいメッセージ。描きやすくて、おぼえやすいシンプルキャラクターに興味を持つところから、大阪・関西万博を、そこに込められたメッセージを知るきっかけに。そしてキャラクターと一緒に大阪・関西万博を大好きになって欲しい。
特徴
ちょっぴりむかしのEXPO’70 の会場で、地球人(大阪のオバちゃん)からもらった一個の「アメちゃん」。その「アメちゃん文化」に感動して関西に暮らすことにしました。「年齢」・・・内緒(人間の年齢ではまだ10 代)「ライフワーク」・・・お気に入りの青いバッグの「アメちゃん」で友達を増やすこと!※キャラクターの設定や行動からも個と個の繋がり、大阪・関西らしさを感じてもらいたい。

