ロッテは、2月27日、読売新聞に企業広告を出稿した。
モノクロの写真の被写体は、フィギュアスケーター 羽生結弦選手。その紙面の片隅には「羽生選手が教えてくれたこと。」「WE RESPECT YOU.」というコピーが添えられている。
華やかに見えるフィギュアスケート競技だが、それはストイックな準備の積み重ねに裏打ちされている。同社では2019年に羽生選手を起用し「GUM FOR THE GAME」というアスリートをガムでサポートするプロジェクトCMをオンエア。更に2020年には1日限りの長尺CMをオンエアして話題を集めた。
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このCMの制作当時、撮影にも全力で向き合い完璧を追求する羽生選手の姿にスタッフ全員が感銘を受けた。そして、それこそが世界中のファンを惹きつける彼の人間としての素晴らしさ、魅力であることに納得したという。
この広告の他にも商品広告に出演するなど、ロッテは羽生選手とのパートナーシップを8年にわたって続けている。今回、「羽生選手の演技はもちろん、フィギュアスケートに向きあう姿勢や、志の追求、高みに挑戦する姿に感銘や勇気をもらっていることを伝えたい、そして従業員自身が仕事をしていく上での道標にもなるようなメッセージを出したい。」というロッテからの相談を受け、企業広告の出稿に至った。





