第59回「宣伝会議賞」の最終審査、贈賞式が3月10日に終了した。昨年に引き続き今回も、協賛企業であるプラスアルファ・コンサルティングが提供するツール「見える化エンジン」を活用し、応募作品の“テキストマイニング”を実施。一部結果をレポートする。
日本最大規模の公募広告賞である「宣伝会議賞」。
第59回となった本年度は、過去最高の作品応募総数64万8138点を記録した。
宣伝会議では昨年より、応募作品の中にある“言葉”を分析し、その結果から新たな発見を導き出すための試みとして、応募作品の“テキストマイニング”を実施している。
分析には今回も、顧客の「声」や購買データ、人事情報などのビッグデータを見える化する「テキストマイニング」「データマイニング」を核としたクラウドソリューション事業を展開する、プラスアルファ・コンサルティングの「見える化エンジン」を活用した。
「ヤマハ発動機」の課題を分析
第59回「宣伝会議賞」の「ヤマハ発動機」の課題は、「生活や社会に役立っている『ヤマハ発動機の意外な事実』を興味を持って身近に感じてもらえる楽しく分かりやすいアイデア」。
本課題に集まった応募作品を「見える化エンジン」で解析した結果、全体のマッピングは以下のようになった。
「バイク」「ロボット」といった、認知度の高い製品の話題以外にも、「電動自転車」や「プール」といった、製品・事業の話題も多く見られる。
また、「日本」「世界」「空」「海」などのワードから、プラスアルファ・コンサルティングのコンサルタントは、「非常に広範囲の場において、ヤマハ発動機の製品が身近な存在であることがわかるアウトプットとなっている」と考察する。


